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ヒューズが飛びブレーカーを上げるまで~突然動けなくなってからあったこと~

突然来た

どうも、こんにちは・こんばんは・おはようございます?
何時でもいいです、読んでくれてありがとう、えんぴちです。
Twitter見てくださってる方はご存知かと思いますが、先月終わりあたりから、急にガクッと動けなくなりました。

今は少し上向いて、こうしてnoteを書いているわけです。
体調不良とは言ってますが、元気っちゃ元気なんですよ。体は元気だと思います。問題は気力の方でした。

VRアートが描けない

上記のツイートが2月24日。その頃の話をしますね。
難しいところで、大真面目にやってきたものほど突然できなくなりました。
わかりやすいのがVRアート。家事や掃除は、まぁざっくりながらできるんです。でもVRアートをはじめ、VRアートと紐づいているTwitter含むSNSも見られなくなりました。見ると情報量が多いせいか酔ってきます。なんてこったい。
しかもこれまた微妙なことに、趣味領域の表現や活動ならできるんです。そっちなら意識が向くって言葉がしっくりきますね。人によっては単なる逃げでは?となり兼ねない状態ですが、そういう状態なんですから仕方ありません。恐らく一種の防衛本能なのでしょう。ピアノを弾いたり、歌ったり、DTMしたり、ゲームしたり、運動したり…触れてる間は癒されます。日頃の多趣味が、これでもかってくらい発揮されておりますね。

でも肝心のVRアートが描けない。

嘘だろって位、なんにも出てこない。私の中にあるのは、どんなに目をこらしてもただの虚無。その虚無すら描き出せればいいんですが、そのための気力が出て来ない。もうカッスカスのMP0状態。今すぐRPGの宿屋が欲しい。

VRアートを描き始めて6年目。今までも小規模なこういった状態はあったんですが、今回は落ち具合が半端なかった。以前が階段を一段・二段落ちる位だとしたら、2・3階分くらいズコーーーーーンと急に床が抜けて落っこちたような感覚です。こわっ。
この状態、一体何が起こったんだ!?と。落ちてる時ってのは、なかなか先のことまで考えられないものです。私も、即刻VRアート終了のお知らせが来たのかと思いました。それほど大きなことだったんですね。

〇〇に対して鈍麻

ちょうど昨日、お世話になっている病院にようやく行くことができました。
行くまでがむしろメインミッションではなかろうか!?って位でしたが、なんとかクリアして先生に最近の状態をお話しました。で、わかったことがありました。

どうやら私は
自分の疲れに対するセンサーがぶっ壊れているみたいなんです。

どういうことだってばよ?って声が聞こえてきそうです。
つまりですね、大抵の方は、ここ最近忙しくて疲れたな―って感じたら、可能な範囲で調整しますよね。仕事なら他の方に仕事を振ったり、早めに切り上げたり、休んだりってことです。
でも私は自分の疲れというものを人より認識しづらいみたいなんです。
なので実際はだいぶ疲れが溜まっているのに、認識としては『そこまで無理していない』になるので、【命大事に!】では無く【ガンガン行こうぜ!!!】になってしまうわけです。
しかも、疲労は蓄積され続けていますが、私にその認識はありません。それが限界に達した時に急にガクッと来て、傍から見たら前触れも無しに突然倒れたようになるわけです。まるでヒューズが飛ぶみたいにね。命を守るためのブレーキがかかった状態です。
そして先生とここ最近の出来事をお話していく中で、今回の原因が見えてきました。

疲れに対して鈍麻みたい

やり過ぎたってことですな

去年は大変有難いことに、VRアートのお仕事を複数いただけた年でした。比較的短期間に複数の大きなお仕事をさせていただいていた時期もありました。お仕事の大小・公開非公開は関係無く、ずっと描き続けてきてよかったと心底思いましたし、次に繋がるよう、私なりに精一杯務めさせていただきました。
また、私が描き始めた頃と比べ、VRアート関連イベントも多く企画されました。私は日程的に可能であれば、基本参加の方針を取りました。

でも今思い返せば、私にとってこれは自分のキャパを超えた、過密スケジュールだったのです。
今までに無いほど落ちた原因は、かつて無い位VRアートで短期間のうちに自分に負荷をかけ過ぎたことだったのだろうと思います。


しかし、マイナスなことばかりではありません。無理はしたかもしれませんが、得るものも非常に大きいものでした。
お仕事もイベントも、描き始めた頃には想像もできなかった世界が広がっていて、大変大きな喜びと共に充実して活動を続けることができました。
長年の目標のひとつだった、自分が稼いだ報酬で遠方に行ったり、母に旅行をプレゼントすることもできました。以前、持病で10年近くほぼ寝たきりだった私にとって、それはまるで魔法の時間でした。

ブレーカーを上げていこう

ここまで書くと、今の状態は当たり前の帰結のように思えます。VRアートであからさまに忙しくなったのは、去年が初めてでした。
むしろ体に備わっている緊急機能がしっかり働いたといった意味では、自分に感謝したい位でもあります。

ここから私が学ぶべきことは、今後お仕事やイベントの参加タイミングを精査して、急に活動不能になるのを防ぐよう心掛ける、ということでしょう。

人より疲労に鈍麻なことを自覚できたのは、大きなことでした。
先生の言葉をお借りするなら、
「人より疲れに対して鈍麻な分、人にはできない集中ができる。
でもそれは長期間続くものでは無い。
集中して活動したら、次は休むと割り切れるようにならなければね」

あともうひとつ、
活動中はもちろん活動後であったとしても、私の判断ミスで動けなくなると、お仕事を依頼してくださった方や企画・運営して下さった方にもご心配やご迷惑をかけてしまう、ということを痛感しました。
ご依頼を受ける・参加する以上、そこに責任も伴うものなのだと。やはり人を悲しませたくは無いものですね。

今まで以上に、休む期間を意図的に設けようと思います。

恐らく私は人よりよっぽどキャパは少ないですし生きるのに不器用です。体も丈夫ではありませんし、他の方の活動ペースを見て悔しくなることも。でも、それらは描かない理由にはなり得ませんし、それ自体がダメというわけでは無いと思っています。
原因がわかれば工夫ができます。今回のことは、そのように捉えようと思います。自分自身でもそれを忘れないように、あえて書いておきますわ。
頑張ったら、次は休めよ~~~!!!

これを書いている3月10日現在、こうしてnoteが書ける位には回復してきています。あともう少しで、ブレーカーも上がりきることでしょう。
経験上、突然描けなくなったのと同じように、描けるようになるのも突然です。それまで焦らず、穏やかに過ごそうと思っています。…というか、もう描けるような気さえしてきました。noteを書いて思考もまとまり、スッキリしました。私、こういうところ単純なんです(笑)

先月描いたAR作品動画を貼っておきます。
こんな風に、心穏やかにいたいものです。

できない事実を見つめるだけでは無く、工夫して次に繋げる、そうすることで、長く長く描き続けられることを願って。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
では、また。


これからもVRartを描き続けるために、よろしければ、サポートをどうぞよろしくお願い致します。いただいたサポートは、今後のVR機器やPC購入、イベントなどへの活動資金に充てさせていただきます。