在日朝鮮族について

今日もこれから行きつけの店でご飯を食べます。その店は、朝鮮族の人が経営しています。在日3世か4世か知らないけれど、威勢のいい好人物です。僕は好きです。

東京で暮らしていると意外と、在日朝鮮族と出会います。みんなとはいいませんが多くは、普通の人です。日本人は、みんないい人ではなく、たまに悪い人もいます。在日朝鮮族も同じでたまに悪い人もいます。

私が始めて、「国籍が北朝鮮だぞ。」とすごむおじさんと知り合ったのは、20年位前で、仕事でパチンコ台を購買するようになってからでした。大きな声で、「名前見たら通名だって分かると思いますが、私は北朝鮮国籍です。」とおっしゃって、怖かったのを思い出します。

この怖さの正体は、無知な事です。いまは、そのおじさんと普通に酒を飲み、朝鮮の話、業界の行く末を案じ、若者の未来を案じる姿にお互い年を取った事を確認するような感じで、いい付き合いをしています。

はじめにそのおじさんと長話をしたのは、日本と大韓帝国の歴史についてです。本の知識としてですが、たまたまいろいろ知っていたので、話が弾みました。また、おじさんは、軍事マニアだったようで、特にシブヤン海で武蔵が沈んだ事など大東亜戦争の戦闘に詳しかったので驚きました。もしかしたら、金日成政治軍事大学などに留学していたのかなとも思いました。長話をして、パチンコが好きな日本人の後輩扱いをしてくれるようになるまでは、それでも6月ほどかかりましたが、その後、いろいろな事を教えてくれました。

私は、パチンコ業界に身を置く事になって、在日朝鮮族の人としての顔を知りました。その顔は、普通の人の顔でした。

私は、今在日朝鮮族を好きでも嫌いでもありません。会って話をしたことないあるいは報道などで知らない日本人を好きでも嫌いでもないのと同じです。

私の歴史認識について、私は、そういう話になった場合に、率直に以下のような意見を述べます。

1)大韓帝国を併合した事は、正当であった。            2)安重根さんは、立派な軍人だったが、世間ずれしていた。     3)日本の敗戦による朝鮮を守るという約束が果たせなかった点は、子孫として遺憾。しかし、自分が関わったわけではないから謝らない。    4)在日の多くは、密航者でまた経済難民だ             5)軍や政府が直接支配し女の手配をした従軍慰安婦は、ない。しかし、騙されて売春させられた女はいたと思う。気の毒ではあると思うが、軍直属の性奴隷という話しは嘘。                      6)名前を強制的に買えさせたのはうそ。証拠としてB級でレイテで刑死された旧大日本帝国陸軍洪中将(硫黄島の栗林中将と陸大同期)がおられる事があります。ただし、日本独特の同調圧力で法ではない事実上の強制があったかなかったかというとあった可能性は否定できない。

そういう話をして、ケンカになりません。もちろん人を選んで、議論好きな理性ある人物としか話しをしませんが、彼はかれなりの持論を展開します。勝つというよりは、確認しあうだけでその場で遺恨はのこりません。

在日朝鮮族の名刺の数を興味本位で数えてみました。私のこれまで交換した名刺の総数は、5000枚ほどあります。銀行、商社など一流企業から、不動産の無免許ブローカーまでさまざまです。400人ほど明らかに在日の方の名刺があります。通名と本名の併記されたもの、本名の名刺です。600枚くらい、たぶん在日の方の名刺もあります。顔と名前が一致しない名刺もたくさんあるので、一緒に飲んだりしゃべった在日朝鮮族の数は、300人くらいしかいないかもしれません。

統計によると国内に相当数の在日朝鮮族がいます。仮に60万人いるとして、そのホンの少ししかあっていませんが、パチンコ、不動産、飲食、接待飲食界隈の在日朝鮮族は、ほとんど普通に話ができる方たちでした。

サンプルが300を超えると統計的にある程度信じていいかもしれなくなるそうです。そのサンプルの数以上の知っている深くあるいは浅く在日朝鮮族が知り合いでいますが、ほとんどの方が普通の人です。

そんなわけで、在日朝鮮族は、敵でも味方でもなく普通の人だと思っています。

これから、少しずつ、在日朝鮮族の一部の際立った悪さ、逆に良さについて書いていけたらと思います。

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