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俺の背後に立っていいのは。

弁天さまのご祈願、お申し込みありがとうございます。
可能な方はすでにおつとめを始めていただくよう
お伝えしているかと思いますが、
いつもの通り明日のみでも大丈夫ですよ!
どうぞよろしくお願いいたします。

今回は滝のような早瀬の流れをイメージしていただくと
なおよしです。

デューク東郷の後ろに立ってはいけません。
いきなり攻撃されちゃいます。

人間は後ろには目がないので、武道などの修練を
していない人の場合はまあだいたい死角です。
でも、日本のような安全な社会に暮らしている場合、
そこまで背後に気をつける必要を感じることは少ないでしょう。

草食動物は肉食動物に比べて視野が広いのですが、
捕食されないように警戒する必要があるからです。

人間の視野は200度くらいをカバーしているそうですが、
これはライオンなどの肉食動物と同じくらい。
前面にあるものに集中するため、立体的に対象物を見る
両眼視野が広いのが特徴だそうです。

NLP(神経言語プログラミング)というメソッドの中に
タイムラインというスキルがあります。

それによると、時間の流れのイメージの仕方には
1.自分がすっかり時間の流れに入り込んでいる
2.自分は流れの外にいて、俯瞰的に時間の流れを見ている
という2種類があるとされています。

1の場合、過去は後ろ、未来は前
2の場合、過去は左、未来は右
とイメージする人が多いのですが、これも個人差があります。

現在という時を積極的に行動しながら生きている時というのは
1の状態になっていて、その時の感情や感覚をヴィヴィッドに
感じながら動いていることが多いでしょう。

過去を思ったり未来の計画をしているときは比較的冷静な
2の状態にあることが多いと思います。

どちらの状態も意図を持って使い分けることができれば、
強すぎる感情に翻弄されることが減り
臨場感を持って未来を計画することができるようになります。

人間の視野が前面を見るようにできているということは、
本来未来志向である方が自然、と言えるかもしれません。


実は神仏というものは、わたしたちの後ろにおられることが
多いような気がしています。

人生を生きていく時に、今までの自分の過去、
ご先祖さまや前世の人たちや歴史、そういったものが後ろにあって、
わたしたちはその追い風を受けて進んでいます。

舵を握り行く先を決めて方向を決めるのは自分ですが、
ナヴィゲーションシステムがあった方が望ましいです。

自分の視野の届かないところをカヴァーし、
望む先に正確に導いてくれる。
たぶんそれが神仏。

もちろん、ナヴィのいうことを聞かないのも自由です。

神社仏閣で神仏を前にして祈るときは、
感謝を伝えたり決意表明をするときというのが本来の姿でしょう。

相対するものではなく、ともに同じ方向に向かうものと思うなら
背後を守ってくれる心強いものが常にともにいる、
と感じられるのではないでしょうか。

そして、前に相対して関わりを持ってくれるのは、
同じようにこの時を生きている人間だけなのかもしれません。

今生で向かい合うのは、人。
この世界で未来を創造することができるのは
人との関わりがあってこそ。

現実を変えて行く望みがあるなら、
真摯に向かい合うのは周りにいる人たち。

なので、生きてる人には前に立ってもらいましょう。
コミュニケーションはまずそこから始まります。

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