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世界へ日本の「キウイフルーツ」を発信

2022年に立ち上がった、世界で活躍するグローバル企業と個性あるローカル企業が複合的に連携し活動する「遠州・和栗プロジェクト」。
掛川「栗」の栽培を通じて「遊休農地の活用」・「地域交流の活性化」・「人財育成」に貢献できるよう取り組んでいます。

まろんにちは。
遠州・和栗プロジェクト事務局の宮崎です。

今回は、掛川のキウイフルーツカントリーにお伺いしたので、
ご報告をさせて頂きます。
遠州・和栗プロジェクトでは、栗を通じて、食の新しい価値や楽しみ方を発見し日本各地の生産者とともに農業課題に向き合う事を目的としております。そこで、農業において、新しい取り組みをしている同志と繋がっていくことで、社会課題を解決していく「地域志本」という価値を共創していきたいと考えております。掛川市との交流を深める中で、キウイフルーツカントリーの平野様という素敵な出会いを紹介させて頂きます。


ーー80種類の品種のキウイフルーツ

東京ドーム3個分の園内では、約80種類、世界で唯一6種のキウイフルーツを栽培。元々みかんやお茶をオーガニックで栽培してた祖父母が、当時反対された緑の実を旅行中にチェーンソーで切って植えたのが始まり。

ーーJICA出身のグローバルな生産者

代表の平野様は、高校時代をオーストラリアで過ごしたあと、JICAの経験から世界のどこでもできる農業を目指しております。

代表の平野様

ーー栗栽培も興味を示してくれました

代表の平野様も遠州・和栗プロジェクトに非常に興味を持って下さって、生産者としてパートナーにもなってもらえたら嬉しいなと感じる機会となりました。掛川市の皆様と交流することで、地域とも連携を取っていける活動を推進していきます。

ーーキウイフルーツ栽培を栗栽培にも活用

キウイフルーツも栗同様、剪定で多くの枝の処理が必要であったり、皮などの廃棄物の処理などの共通の課題感もあることを知り、栗の栽培においても多くのヒントを得ることができました。

キウイフルーツカントリーの成り立ち

ーー農業を通じた社会問題解決

3泊4日の修学旅行での取り組みも行われていて、生産者へのインタビューから加工所を見学して、社会問題に関して学生が考えたアイディアを発表する
掛川市中を使った教育プログラム。

ーー農業を通じて、日本の食文化を創造

掛川においても、他産地と同様に、後継者不足や耕作放棄地の増大といった、さまざまな課題を抱えています。
しかし、その社会課題の一つ一つは、掛川地域の農業の伸び代であり、可能性とも言えるのではないでしょうか。地域の課題を解決していくことで、
これからの未来へつながる、新たなヒントが見えてくるのではないかと思います。この掛川の土地から、日本を、そして世界を元気にしていきます。



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