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「NFT」を3分で良い感じに理解するためのnote

エンタメ界隈で聞かない日がない「NFT」の3文字。
流行りっぽいけど何なのかよく分かってない、今さらな感じがして聞くに聞けない...なんて方向けのnoteです。読み終わってもらうまで3分間を本気で目指します。3分の割に良い内容だったな、と思ってもらうことも目指します。

そもそもNFTとは

NFT=Non-Fungible Token の略称。
Fungibleは「代替性」で、Tokenは「象徴」や「証拠」であり、Nonが付くことで「代替不可能な象徴」と理解できる。

和訳と定義だけではよく分からないので、もう少しくだけて表現する。
唯一であることの印」ぐらいに考えると分かりやすい。

NFTの具体例

唯一(代替不可能)なものの例として、土地の権利証がある。一方で、単なる500円玉は該当しない。別の500円玉で代替可能となり唯一ではないため。

そのもの自体に価値がなくても「代替不可能なもの」となることは可能である。
Twitter上のツイートだってそう。バズリツイートに限らず、クソリプであっても。
ライブのチケットも権利が刻印されているだけでは代替可能だが、購入者や具体的な席番号が刻印されていると世界に一つとなり、代替不可能と整理できる。

要するに「世界に一つだけ」であれば何でもNFTになる可能性を持つ
加えて、世界に一つだけであることが「証明された」「データ」であると、これでNFTが完成。ちなみに証明にはブロックチェーン技術が使われる。話が繋がりますね。

ややこしい話ではあるが、仮想通貨はブロックチェーンを使っているものの、代替可能なのでNFTとは明確に違うものとなる。

NFTでできること・できないこと

基本的な仕組みとしては
・ブロックチェーン技術により
・非改ざんが証明されたデータ
がNFTであるため、できることも上記に関連する。

ブロックチェーン技術の活用により権利移転の追跡が可能であるため、不正の防止はもちろん、売買のたびに創作者にお金が還元される仕組みもできる。サッカー選手移籍における育成金のとりっぱぐれも防止できる。
非改ざんの証明により、本物とコピー品の見分けが容易となり、権利者と購入者の利益が保護される。派生して、取引の活性化にも繋がる。

一方でできないこととして「追跡」と「証明」から外れることは範囲外となる。
具体的には、コピー品や動画の流通そのものを防止することはできない。購入者が「コピー品でもいいや」と思って買ってしまうことは防ぐことができない。海賊版対策のアプローチとしては採用できないのが典型例と覚えておく。

さいごに

3分で終わりましたでしょうか!?
概要の概要だけ書いたので理解しきれず気持ち悪いかもしれません。が、最初の0→1はこれぐらいで大丈夫でしょう。もっと具体的な使い方は次回に書きます。

勘が良い方はここまで読んだら気付いているかもしれません。これ、明らかにスポーツチームやゲームのマネタイズ方法に適しています。

写真にせよキャラにせよ単なるデータにお金は払ってもらえませんが、それが「唯一」であるとなれば話は別ですよね。「個人」にフォーカスが当たる時代にぴったりのコンテンツが出てきたなあ、と思いました。これからが楽しみですね。

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