起業は、自分の社会的存在価値を探すための冒険なのかも知れない

前にも書きましたが、フランスの哲学者、ジャン=ポール・サルトルは世の中のあらゆる物は役割をもって生まれてくるけれど、人間だけは存在が先に来る、つまり自分で役割を探さないといけないと言っています。

そのために必要な事が、社会に主体的に関わること、仕事とは、世の中に自分の価値を見出すことなのです。しかしながら、自分のことは自分だけではわかりにくいもの、なので人とたくさん話したり、失敗を重ねながら自分の役割を見つけていきます。起業は、その最たるものだと私は思っていて、どんなに勉強が出来る人でも、上手くいかない事もあります。

世の中を市場と捉えると、必要なサービスやプロダクトを生む事が出来なければ、2年で多くの会社は潰れてしまいます。こういった事を、リスクと捉える方もいらっしゃいますが、私はそうは思いません。自分の全てをかけて、社会的な存在意義を探す冒険のようなもので、多くの起業家は輝いています。

冒険が失敗(会社が倒産)しても、命まで取られることは無く、何度でもやり直すことも出来ます。そうやって冒険を乗り越え自分の価値をきちんと提供出来た方が、有名な企業となり多くの方を雇用し、従業員の家族を幸せに出来るのです。

すべての人が起業に向いているわけではない、ので、誰でも自分に合った形で世の中に価値を提供できる、その内容を探せるようなサービスを、開発しています。

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