(仮)九州大学箱崎キャンパス跡地は「通過もできる鉄道貨物駅」にするのが良かったと思う(今更言っても遅すぎるが…)

※本来はお伝えしたいことを視覚的に説明できる画像等も用いて書きたいです。なぜなら、インターネットで公開する以上、全国の皆様がご覧頂く可能性があるからです。
ですが、投稿時点では視覚的にわかりやすい画像を用意できず申し訳ありません。そのため、記事タイトルに「仮」を付けています。もし、後日編集できることがあればタイトルから「仮」を外します。

【記事本文】

この記事は、福岡県福岡市東区にあった「九州大学箱崎キャンパス」の跡地利用についての個人的考察です。

結論を先に言えば、記事タイトルで申し上げている通り、「通過もできる鉄道貨物駅」として整備するのが良いのではと思いました。
「通過もできる鉄道貨物駅」というのは、行き止まり式の鉄道貨物駅ではなく、上下線両方向から進入できる駅のことです。旅客鉄道の駅で言えば線路が行き止まりになっている終点の駅ではなく途中駅のようなものです。
但し、
この考えは今更言っても遅すぎだと思っています(すでに都市再開発計画が立てられているため)。九州大学の移転集約の構想が起きた時点でこういう考えを提唱できればよかった…。

【そう考えた理由】

・貨物列車も走るJR鹿児島本線に隣接する立地
・敷地の形状(南北に約1km・東西に約0.4km)から、鉄道貨物駅にも対応できそうな感じ
・国内物流全体の機能向上を図る観点。トラック運転手不足への対応や鉄道の交通分担率を高めることによる交通分野でのエネルギー資源使用効率化。それによって資源輸入依存度を抑え、外交面での安全保障確保
・残念ながら鉄道貨物関連施設や土地は鉄道貨物輸送衰退などの影響で整理縮小されてしまった。だが、前述の通り、再度鉄道貨物を有効活用する必要があり、そのためにはできる限り鉄道貨物駅を再整備・再拡大するのが望ましいと思われるため

【あとがき】

福岡市という主要地方都市の中心部に近い立地のためか、現実に検討されている再開発案は大型集客施設だったり「先端都市」を売りにする都市計画だったりしているようです。
民間企業の経営・収益性や自治体としての経営戦略上からそのような案が出たものと思われます。
私が言いたいことを何と表現すればよいのか難しいのですが、
・貨物列車も走るような鉄道路線が隣接している立地条件
・物流におけるいわゆる「2024年問題」の以前からトラック運転手の人手不足を指摘する意見があった
・特に鉄道インフラの衰退
などの観点からみると、
都市中心部での再開発の在り方として
「ひと(人)」に重点を置いた再開発だけにこだわるのではなく、「もの(物)」、つまり物流全般の機能強化につながる再開発もあってよいのではと思うのです。
私はそういう意味で九州大学箱崎キャンパス跡地再開発の在り方に何らかの違和感を抱いていたのかもしれません。多分。

この記事においても関係者を非難するような意図はありません。この記事の最初で申し上げた通り、九州大学移転集約構想が起きた早い時点でこのような考えをまとめられていたら…と思う次第でこの記事を書きました。


最後に、九州大学箱崎キャンパス跡地利用に関するリンクを貼ります(Googleの検索結果です)。地元地方紙も新年から九州大学箱崎キャンパス跡地利用に関する報道を出しているようです。

もしよろしければサポートおねがいします。このnoteでは提案型の意見投稿になるよう努めて参ります。