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奥羽新幹線のみの全体的ルート案(※羽越新幹線・秋田新幹線含めた説明は次回以降)

奥羽新幹線(主に山形)もフル規格新幹線誘致に熱心だと感じますしそう聞いています。少しでも奥羽(羽越)新幹線実現のお役に立ちたい思いから個人的にも「ルート案」を考えていました。

各地の詳細な説明もしたいのですが、自分の生活のこともありますのでまずは全体図を先に投稿し、後日少しずつ説明を追加したいと考えています(もし出来ず仕舞いになってしまった場合はお許しください)

(2021年9月修正↓)
「奥羽新幹線」をはじめ新幹線整備のうち「基本計画線」と呼ばれる段階の路線に関する基本的な考え方は

基本計画線の新幹線整備に必要なこと

で申し上げています。全国の新幹線整備について考えた後日、総まとめとして書き上げました。もしよければ上記の記事もお読みいただけたらと思います。 

以下に奥羽新幹線ルート案の全体図を掲載します↓

奥羽新幹線ルート案全体図1

奥羽新幹線ルート案全体図2

画像では東西の位置がずれてしまいました。1枚の画像にしたかったですが自分では出来ませんでした。

奥羽新幹線は大まかに福島~山形~秋田間とのことです。そのため、奥羽新幹線と関連性が高い羽越新幹線も、緯度(南北)が近い新潟~秋田間はルート案路線図に含めました。さらに、個人的には関連しうると考える「秋田新幹線」のフル規格対応化+狭軌在来線並列 と 花巻空港への東北新幹線と在来線の乗り入れ なども含めています。

新幹線が通らない区間は在来線優等列車(快速・特急)で補うことで在来線地域への影響を最小限にしつつできる限り広い地域や路線に新幹線の整備効果を行き渡らせるようにする想定を込めています。
「在来線優等列車」は「新幹線に並行する在来線」に限らず例えば

新潟~坂町~(米坂線)~米沢~山形~左沢・新庄・仙台

のように接続する在来線と直通する運転系統も検討すると良いと考えます。

なお、奥羽新幹線についてですが、この路線は
日本海側と太平洋側を連絡するような経由になります。最高速度向上をむやみに追求するよりも、適度な運転速度(時速130~160~200~240km位)にした上で、

●フル規格車両の路線網拡充による災害等への備え
●ずっと悩まされている風雪害対策
●在来線未開通区間を擬似的につなぐ
●ミニ新幹線のために走れなくなった在来線狭軌車両を再度走れるようにする

といった今の在来線では対応出来ない要素を補うことに重点を置くと良いと考えます。

秋田新幹線(奥羽本線・田沢湖線)もせっかく「新幹線路線網」として活用していますし、鉄道網全体の維持発展の観点も含め、「 狭軌在来線 に 単線主体の標準軌フル規格線路 を 並列 する手法」を中心に 標準軌フル規格車両対応に改良されてほしいです。在来線とフル規格車両対応の路線網両方の維持発展のために。

E5系など「フル規格車両」とSL・四季島など象徴的な列車が並走するイベントが出来ると一種の観光資源にもなり得ます。(コロナ騒ぎの後を見据えて)

一気に全区間着工開業にこだわらず、まず局所的な区間をフル規格複線以上対応で造り、在来線車両や新幹線車両が暫定的に通れるようにし、あとから繋ぎ合わせる手法も良いです。フル規格複線以上で造っておけば「暫定開業中」でも列車運休バス代行という問題は生じにくいでしょう。

例1:
●山形空港付近を標準軌フル規格線路と狭軌在来線線路両方に対応して「山形空港を途中駅に組み込む線路

例2:
●鶴岡市~庄内空港~酒田市に 標準軌フル規格線路の複線以上対応構造物を造り、暫定的に単線狭軌在来線を敷く。
そして、
鶴岡市・庄内空港~酒田~余目~陸羽西線~新庄~陸羽東線~小牛田~仙台~仙台空港
この区間を狭軌在来線優等列車で結び、東西間在来線を空港間連絡鉄道としても、東北地方東西地域間の速達移動の路線としても活用する。陸羽西線のミニ新幹線または「中速鉄道」などによる改良機運も聞いています。そのようなお金を用意出来るならば、
陸羽西線・陸羽東線両方とも一般的な在来線改良高速化(駅での「列車交換線路の一線スルー化」「軌道改良」「必要に応じて複線化・電化」など)を図ると良いです。路線新設よりも安い費用で出来るはずです。

→JR旅客会社と航空会社の利害関係上も良くするには、「既に鉄道が乗り入れている空港」で「山形(空港)から遠方」である福岡空港・宮崎空港間の路線を就航してもらう。鉄道が近くを通っている山口宇部空港(山口県)とも調整し、宇部線を宇部空港経由に出来ないか相談してみる。(地域間の対立等が無ければ良いのですが)

局所的な区間着工と在来線も用いた空港間連絡鉄道網の構築と併せて、九州福岡・宮崎(+山口)との経済的交流が出来ないか各県の公務員同士で相談・協力する(自分の自治体の産業維持活性化は いわば「自治体のビジネス」)。熊本空港(熊本県)も空港鉄道を考えるがなかなか踏み切れない状況なので、東京・大阪以外の「地方」との関わりもできれば空港鉄道実現と鉄道と航空を組み合わせた各種活性化もできるかも?

なお、山形県~仙台空港への利便性は維持することが望ましいです。住民や乗客から見れば、交通機関は使い分けることが理想的だからです。


※この記事の最後に
今回の記事は私が「奥羽新幹線」に関して考えていることを急いでお伝えしたく、奥羽新幹線のみを採り上げる形にしようとしました。しかし、やはり羽越新幹線と奥羽新幹線はどうも関連性が高いようで一体的に考える必要があるのではと感じました。
次回以降の記事では羽越新幹線と奥羽新幹線を一体的に捉え説明する形で申し上げます。

もしよろしければサポートおねがいします。このnoteでは提案型の意見投稿になるよう努めて参ります。