2023年はまさに激動の年でした。エピスにとってヨーロッパ第１号教室であるフランクフルト教室を開校しました。
開校までの道のりは色々ありましたが無事に今を迎えることができました。

10月後半の開校ということもあり、決してタイミング的には良くなかったと思いますが、これから始まる2024年度は更に飛躍できるように全力を尽くしたいと思います。

受験だけでなくさまざまな学びの機会を、楽しくそれぞれの自己実現や成長に繋げていくのをサポートするのが我々の目指すところです。
そして、その過程でしっかりと本質を学ぶ体験をしてほしいと思っています。

たとえば、小学生が速さの学習をするときに「は・じ・き」または「み・は・じ」みたいな覚え方をすることがあります。しかし、これで速さの本質が本当に見えるのでしょうか？

算数や数学の公式にしても同じです。台形の面積の求め方を機械的に「（上底＋下底）×高さ÷2」と、なぜそうなるのかを学ばずに覚えることは、算数の楽しさや発見の驚きの機会を奪うことになってしまいます。
学んでいる科目を面白いと思えるためには、やっぱり本質に触れていくことを避けることはできません。
その上で覚えるものは覚えてしまえば良いのだと思います。

私は英語が専門なので、英語の学習について触れてみますが、やはり同じことだと思います。
おもしろいと思えるようになるためには、やはりある程度の難度をクリアしていくことが必要だと思います。つまり、使える表現の引き出しが増えれば増えるほどおもしろくなるのです。
いつまでも、This is a table. や I am from Japan. だけだとおもしろくない。
現在完了も関係代名詞も仮定法も、そして普段見慣れない語彙なども知っていくことで、おもしろくなっていくのです。

本質を楽しく学ぶということを、我々教える側の人間も日々意識して、よりよいクオリティーでアウトプットしていくことを怠らないようにしていかなければならないと思っています。

2024年もよろしくお願い致します。

epis Education Centre
フランクフルト教室