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手を振り払われた私へ

手を繋いでほしかった



受け入れてもらえると思ってた

すごく不安で
でも信じたかった
信じて彼の手に向かって手を出した


何事もなく、自然に手を繋いでもらえるなんて
そんなことを露程にも思っていないくせに
何か

____彼にとっての、私の価値を信じて手を寄せてみたんだ






自分以外の誰かに自分の価値を見出そうとするのが
ここまで罪なことなのか


ここまでの罰を受けるほどのことなのか


私は、差し伸べられた手を、振り払ったりしない

それは、すべての手を受け入れる、握り返す、気持ちに応える
ということではない

振り払われた時の心の痛み、タマシイの傷を知っているから
応えることができない時のやり方を考えることができた


相手のタマシイを傷つけないやり方がある

最適解までとはいかなくても、考えてみる

それが私のタマシイを癒していく


他人と同じように傷つけてみる、実験的な感覚で
そんなことをしたこともあった


私には、合わない

そんなことをして平気ではいられなかった

もう、合わないことはしなくていい
愛であること
癒しであること
傷つける者がいるのなら、逆もいるのが自然だろう


愛や、癒しを、恥じるな


愛の存在であること、
癒しの存在であることを、恥じるな


私は「おとうさん」から手を払われたあの記憶の瞬間から
長い時間をかけて、着実に、
愛とか癒しとかを体現する存在になっている


ズタズタにされ、残骸のように扱われるタマシイには、
精神世界由来のしぶとさがあるらしい


精神的な不老不死

生き地獄を味わっても、しぶとく蘇る力

ヒトとして生まれたのに

勝手に「強くてニューゲーム」、難易度:インフェルノ

むしろ、ゾンビか




傷つけてくる相手の都合を推測して、
自分が安心できるような理由を勝手に作り上げて受け入れる必要はない
責める必要もない


「わたしは、きずついた」
「かなしい」
その事実を否定せずに
自分の気持ちに優しく寄り添えばいい


傷つけてくるものから離れればいい



今は「傷つけてくるもの」かもしれないけど
いつか 最善、最幸、最適 なタイミングがくれば
また違った関わり方ができるかもしれない



今は、私に優しくしてあげよう

すごく傷ついている



よしよし
いいこ いいこ






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