一、はじめに

みなさん、こんにちは！印刷サービスEPです。

買い物をする時に、素敵な紙袋だと印象に残りますよね。良い紙袋はブランドの魅力を感じられ、よりよく世界観を知ることができます。

紙袋はただの入れ物ではなく、紙袋を持つことで、「どこで買い物したのか」一目瞭然にわかり、さらにブランドの認知度を高める方法の一つでもあります。
今回は、紙袋についての基礎知識や実際にEPで製作した実例を簡単にご紹介していきたいと思います。
紙袋を製作する際にぜひご参考いただければ幸いです。

二、基礎知識

紙袋の仕組みは下記の通りになります。それぞれの要素を、お好みにあわせてオーダーメイドできます。

①ハンドル

ショッパーの印象を決める一つのポイントになります。ブランドのイメージはもちろんのこと、用途やデザインなどにあわせて、ハンドルを選びましょう。

・スピンドル紐（アクリル丸紐）
アクリル繊維を編み込んで作られており、手触りが柔らかく、持ちやすいのが特徴です。
色味が豊富で汎用性が高く、どの素材のボディーにも合わせやすいハンドルです。

・アクリル平紐
スピンドル紐と同様、アクリル繊維を編み込んで作られた紐です。柔らかく平べったい紐で、重量のあるものを入れても丈夫で、肩掛けにも負担がかからないタイプです。
カジュアル感を演出したい場合や、紐の存在感を出したい場合におすすめの紐です。

・エクセルフィラメント
エクセルフィラメントはポリプロピレンで作られた紐です。
スピンドル紐より少し硬く光沢感があります。高級感を演出できるため、ジュエリーショップ等でよく使われています。

・エクセルツイストコード
ポリプロピレンで作られた紐をひねりながら１本の紐に仕上げた紐です。エクセルフィラメントに比べてツイストの曲面が光沢感を更に強調します。重厚感と高級感を兼ねそろえているため、結婚式の引き出物袋やジュエリーショップ等でよく使われています。

・紙紐
紙製の紐です。ショッパーをナチュラルで暖かい雰囲気を仕上げることができます。形状は平紐と丸紐があり、コスト重視の場合におすすめの紐です。古紙回収にそのまま出せるのもポイントです。

・サテンリボン
さらさらとしていてなめらかな手触りが特徴です。
高級感があり、華やかな印象を持たせられるので、アパレルやジュエリーショップにおすすめです。

②ボディー

紙袋の印象を左右する重要な部分です。
クラフト紙やコート紙などの一般的な紙はもちろん、ご予算と数量によってはお好みのファンシーペーパーを使用することも可能です。紙の表面にPP加工を施して、耐久性と高級感をアップさせることもできます。
箔押しやエンボスなどの加工を組み合わせると、よりブランドの魅力も伝わりやすくなります。

③底ボール

紙袋の底に入れる補強用の厚紙を指します。重量が分散され、底が抜ける危険性が低減されます。

三、実例紹介

EP Printで実際に製作した紙袋の実例をご紹介していきます。

1、春の香り｜PURE LIFE アロマスプレーパッケージ

台湾のアロマブランド「PURE LIFE」の紙袋。
滑らかな模造紙にマットゴールドの箔を施し、高級感を演出しました。
アクリル平紐のハンドルは、他のアイテムと色味をあわせ統一感を持たせました。

用紙：模造紙
加工：箔押し
ハンドル：アクリル平紐

2、鮮明なイメージ｜MAKE PRO ショッパー

台湾の高雄で開催された展示会「MAKE PRO」のイメージロゴで製作した紙袋。
コート紙に特色オレンジと黒で印刷をし、傷がつかないよう印刷後にマットPP加工も施して高級感をプラス。
デザインにあわせたスピンドル紐の、統一感のある鮮明なオレンジに目を奪われます。

用紙：コート紙
加工：オフセット印刷 特色2C＋マットPP
ハンドル：スピンドル紐

3、あなたに寄り添う｜ikaw POPUP SHOP用ツール

スキンケアブランド「ikaw」POP UP SHOP用の紙袋。
商品パッケージの色にあわせた特色インキで、ベースのクリーム色とロゴのグリーンを印刷することでブランド全体の統一感を演出。

用紙：コート紙
加工：オフセット印刷 特色2C＋マットPP
ハンドル：アクリル平紐

四、おわりに

今回は、簡単に紙袋の基礎知識や実際にEPで製作した実例をまとめてご紹介させていただきました。
サイズや数量、内容物によりご対応可能な内容が変わってきますので、仕様に迷われた際にはぜひお気軽にご相談ください。
良い紙袋は、ブランドの認知度を上げることができ、世界観も伝わりやすくなります。
ブランドのイメージにあわせて素敵な紙袋を作りましょう！

次回は、ステッカーについてご紹介しますので、お楽しみに！

EP Printのショールームには心ときめく制作実例や種類豊富な用紙などを陳列しております。
紙袋だけではなく、印刷に関する質問なども、専門のスタッフがご相談を承っておりますので、お気軽にご相談ください。
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最後まで、お読みいただき誠にありがとうございました。

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