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おもちゃのカンヅメと東京藝大(No.207)

先日、出版プロデューサーの
木暮太一さんのYouTubeで
おもちゃのカンヅメの当て方を
拝見しました。

おもちゃの缶詰とは森永製菓の
「チョコボール」の紙箱で
“当たり”が出るともらえる景品で、
おもちゃのセットです。

紙箱の取り出し口(くちばし)が
金色なら1枚、銀色なら5枚で
景品に交換できるというもの。

https://www.morinaga.co.jp/kyorochan/

木暮さんは幼い時に、当たりの
箱は特別な印刷、製函なのでは
ないかと推理し、そこから
百発百中で当たりを見分ける
ようになったとか。

それで思いだしたのが、
東京藝術大学の入試です。

倍率が高く、その難易度は
東京大学をしのぐとも言われます。

美術学部受験の場合、実技で
デッサンがあるので、多くの
受験生は美術予備校で絵の勉強
をします。

受験生はそれはもう、皆さん
甲乙つけがたい画力です。

そう、画力では差がつかないのです。

では、この難関を突破するには
どうしたらいいか、
推理の登場です。

入学試験でも入社試験でも
願書が届いた順に番号が振られて
座る席も、面接や実技の順番も
決まっていきます。

そして5,000人が受けるとしたら
5,000番より1番のほうが
圧倒的に有利なのです。
(その理由はいくつもあります)

これは大手予備校の先生にも、
大学で入試の面接をする先生にも
聞きました。

そして、当の東京藝大に合格
した現役の学生さん複数名
からも聞いたことです。

では、早い番号でエントリーを
受け付けててもらうには
どうすればいいと思いますか。

ここでも推理です。

私が教えてあげると
自分で考えることをしなくなる
ので直接的には公開しません。

(かなりのヒントは出しましたよ)

今回、何が言いたいかと言えば
どうしても決めたい案件が
ある時は、少々の準備や特訓
などでは突破できないという
ことです。

選ぶ側はどういう思考で、
どういうプロセスで選んで
いくかを推理してみる。

そこから逆算して突破の
戦略を立てていくのです。

種明かしをしたら、
「えっ、そんなこと?」
というような、簡単で、
お金もかからないことなのは、
おもちゃのカンヅメも東京藝大も
変わりはありません。

さあ、あなたも江戸川コナン君
になって推理してみてください。

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