【ゲーム】Glitchspace

ずっとウィッシュリストに入れたままそのうち買おうと思っていた、ファーストパーソン論理パズルゲーム『Glitchspace』が、気がついたらSteamでフリープレイになっていた。クリアまで5時間くらいの短い作品ながら、とってもおもしろかった。

基本はPortalみたいな一人称のステージクリア型パズルアクションゲームなのだけど、赤いブロックに対しては右クリックでプログラムを組んで、物理的に干渉することができる。使える関数などは先に進むにつれて増えていくので、知恵と工夫で乗り越えていく感じ。時間制限や敵との戦闘は一切なく、自分のペースで進めていくことができる。

場面によっては、既に組まれているプログラムを読んで、それに対して修正していくようなパズルもある。一見難しそうでも、ひとつひとつのパーツは単純なので落ち着いて読み解いていけばなんとかなりました。私のようにプログラミングに疎くても大丈夫。むしろ、基礎的なプログラミング教材としてよくできたゲームなのではと思います。

ってのも、プログラマーやハッカーという人たちは、限られた条件で空間や物理法則を定義して好きなように空間を飛び回ったり、素早く目的地に到達することができる人種なのだなあ、というのが感覚的にわかるようになる。過去の経験を活かしつつも常に柔軟な発想が必要で、時には力技でも解決できればいい、みたいな場面もあったりするところがリアル。

レベルデザインの点ですばらしいところは、ステージ上の白いラインが一貫して目的地(額縁状のポータル)への目線誘導ラインになっているため、次にどっちに行ったらいいかわからんみたいな迷いがなかったこと。

またこのゲーム、音楽らしい音楽はないものの、立体空間上のアンビエンスや効果音の演出がとても良くて、サイバースペースを徘徊する心地よさみたいなものがありました。「グリッチ」という視覚上の演出が、ごく自然に音とも連動している。たまに高音がきついことがあるので、気持ち小さめの音量でプレイするのが良さそうです。

いま話題のSwitchの『Nintendo Labo』の「Toy-Conガレージ」なんかとも似ているけれど、プログラミングができるようになるとこんなに楽しいよ、というのが体感できる創造的なゲームでした。ストーリーをクリアすると、本編では使えなかった複雑な関数などがすべてアンロックされたサンドボックスモードがあって、好きなだけサイバースペースを飛び回ることができる。

無料プレイにしては十分遊べるボリューム。おすすめです。

Steam:Glitchspace
http://store.steampowered.com/app/290060/Glitchspace/

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\ドーモアリガト!/
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R-9

インディーゲーム日記

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