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【ひげひろ】2021春アニメ期待値&1話レビュー②【メガロボクス2/異世界魔王/Vivy】

※この記事はネタバレなしで安心してお読みいただけます

前回のnote↓

10いいねありがとうございます!もっとおもしろい文章書けるようにがんばります。好評なら動画化したい。


評価基準

脚本、作画、映像、音楽の4観点でそれぞれ5段階評価。

☆×1=5点 ★×1=2.5点 +α

+αはオリジナルアニメだとかタイトル、声優がいいとかetc...
ほぼつかないけど。

基本的には原作・アプリ・1期は評価の対象ではなく、1~2クールのアニメを作品として評価した場合にどれだけ自分の中でお勧めできるかという評価軸で点数をつけています。70点あったら普通の人の85点くらいだと思ってもらって大丈夫です。

それではどうぞ!


NOMAD メガロボクス2

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ROUND1 亡霊たちは鎮魂歌を口ずさむ

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肉体とギア・テクノロジーを融合させた究極の格闘技“メガロボクス”。その頂点を決める大会“メガロニア”に、ギアを身に着けず生身の体で挑んだボクサー“ギアレス・ジョー”。最下層の地下リングからたった三ヶ月で頂点へと駆け上がり、奇跡の優勝を遂げた伝説のチャンピオンの姿に人々は熱狂し夢を見た。しかし、それから7年後、“ギアレス・ジョー”は再び地下のリングに立っていた。傷だらけの身体にギアを装着し、自ら“ノマド”と名を変えて……。

脚本:☆☆☆☆
作画:☆☆☆☆★
映像:☆☆☆☆★
音楽:☆☆☆☆☆

総合:90点


キタキタキタキタァ!1期でコアなファンを獲得し注目はされなかったものの隠れた名作として爪痕を残したメガロボクスがなんと2期放映!円盤売れたの?(素朴な疑問)
海外人気がすごかったのでそのおかげでしょう。

わかりやすく設定等説明してくれてる記事があったのでこちらも参照↓

1期で話は大団円で完結。映画のような作品だったので7年後となればエピローグにあたるはず… しかしメガロボクスという作品はそこからまた新たなストーリーを紡ごうとしている

ジョーはあれからなぜかまた悪魔に誘われるかのように地下リングに戻りヤク漬けになりながらはした金を稼ぐ生活を送る。人々が熱狂したメガロニアの決勝戦から7年後。別人のような風貌に傷だらけの身体。そこにはかつてのチャンピオンの面影はなかった。そんな日々を転々とする中、ジョーはチーフという不思議な魅力の男と出会う。

相変わらずのセル画風作画で独特な雰囲気を漂わせているのがいい。ボクシングシーンの緩急のつけ方も優れていて最終話までこれが安定していた1期の保証もある。音楽も洒落ていてオンリーワンなオリジナルアニメなのでアニメ好きを語るなら必ず目を通しておきたい1作品。




異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω

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第1話大主神官

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著:むらさきゆきや×イラスト:鶴崎貴大による、累計300万部突破の人気ライトノベルが、待望の続編アニメ化!ゲーム内の姿で異世界へと召喚されてしまったディアヴロ(本名・坂本拓真)は、「私こそが召喚主」とお互いに主張するシェラ、レムの2人と、ゲームにそっくりな異世界での日々を過ごしていた。エルフの王国の精鋭部隊と戦ったり、魔族と戦ったり、復活した魔王クレブスクルムを従わせたり。「我はディアヴロ。異世界の魔王であるッ!」と魔王を演じながら、強敵に立ち向かっていくディアヴロは、ときには美少女たちに翻弄されつつも、確かな信頼関係を築き上げていた。──そんなある日。湖東の森に出かけたディアヴロたちは、ボロボロになったひとりの少女と出会う。「か、神様……、なのですか?」それは聖騎士に追われた、教会の大主神官・ルマキーナだった……!コミュ力ゼロの魔王(演技)が、絶対的な強さで突き進む!異世界魔王と召喚少女たちが繰り広げる“夢いっぱいの異世界冒険譚”、再び!

脚本:☆☆☆
作画:☆☆☆☆
映像:☆☆☆☆
音楽:☆☆☆☆

総合:75点

1期の頃から魅力見どころがエロでしかなかったアニメ。シェラの顔と声が好きなのとエロギャグがおもしろいので見てました。dアニメストアならヒロイン役の声優陣による1期振り返りが観れるのでオススメ。和氣あず未マジでかわいい。

当時はまだ魔王が主人公の異世界アニメがなくはない程度だったけど今はもう見飽きるレベル(オーバーロード、魔王学院の不適合者、魔王様 リトライ!など)なのでほかの部分でどこまで差別化できるかが加点要素になりそう。

1期の頃からOPがキャッチーで良いんだよなぁ、作画もエロに力入れているだけあって普通にレベル高いのがなんかくやしい。頭使わないで観れるくせになんだかんだ面白いので『なろう・異世界アニメは好きだけど最近のやつはつまらないのが多い』と感じているそこのあなたは一度観てみてはいかがでしょうか。


Vivy -Fluorite Eye’s Song-

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1話 My Code -歌でみんなを幸せにするために-

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“ニーアランド”、それは夢と希望と科学が混在したAI複合テーマパーク。史上初の自律人型AIとして生み出され、施設のAIキャストとして活動するヴィヴィは日々、歌うためにステージに立ち続ける。しかし、その人気は今ひとつだった。――「歌でみんなを幸せにすること」。自らに与えられたその使命を果たすため、いつか心を込めた歌を歌い、園内にあるメインステージに立つことを目標に歌い続けるヴィヴィ。ある日、そんなヴィヴィの元に、マツモトと名乗るAIが現れる。マツモトは自らを100年後の未来からきたAIと話し、その使命は「ヴィヴィと共に歴史を修正し、100年後に起こるAIと人間との戦争を止めること」だと明かす。果たして、異なる使命を持つ2体のAIの出会いは、どんな未来を描き直すのか。これは<私(ヴィヴィ)>が<私(AI)>を滅ぼす物語――AIの『歌姫』ヴィヴィの、百年の旅が始まる。WIT STUDIO×長月達平×梅原英司――エンターテイメントの名手たちが、引き寄せあった絆で紡ぐSFヒューマンドラマ、ここに開演。

脚本:☆☆☆☆
作画:☆☆☆☆
映像:☆☆☆☆
音楽:☆☆☆☆

総合:80点

制作会社WIT STUDIOのオリジナルアニメで13話完結らしいのでdアニメストアではもう4話まで配信されてます。早い。

AIが人格を手に入れて世界を破壊しちゃうから過去に戻ってそれを防ぐといったストーリーはオリジナルアニメにしては少々ありきたりだし、AIに対する描き方がちょっと古いので正直期待より不安が大きい。現実に則したものではなくあくまでファンタジーで観るほかなく、AI分野に詳しい人間が見たら「アニメなんてそんなもんだろ」と一蹴されてしまうんだろうなという印象。ネット上で高い評価を受けている『イヴの時間』もロボットと人間の生き様について描かれているが、この手の作品はどうにも物足りなさというかツッコミどころを感じてしまう。

ただ、そういう舞台設計はともかく脚本は期待できそう。この絶妙にありきたりな”AIと人間”というテーマをどううまくまとめるかに着目していきたい。

作画も映像も音楽も全体的に高水準。どうやらこれから戦闘シーンもあるみたいなのでどこまで解放してくれるのか期待。




ひげを剃る。そして女子高生を拾う。

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第1話電柱の下の女子高生

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IT企業に勤める26歳のサラリーマン・吉田。ある週末、彼は職場の先輩・後藤愛依梨へ告白するが見事玉砕。5年ごしの片想いを失恋で終えた。居酒屋でヤケ酒を呷り、同僚・橋本に愚痴をこぼす吉田。その帰り道で彼は、路上に座り込む女子高生・沙優と出会う。へべれけに酔った吉田は、家出少女の沙優を一晩泊めることにする。

脚本:☆☆☆★
作画:☆☆☆★
映像:☆☆☆
音楽:☆☆☆

総合:65点

言わずと知れた問題作。正直言って好きです。

主人公がおっさん設定なのに普通に美形の青年なのが昨今のラノベ原作アニメにありがちなやつでいい加減にしろよって思う。しかもクソデカおっぱいJKにヤってもいいって迫られて股間が無反応なのも作者の妄想詰め込んでる感じが妙に腹立つ。だけどヒロインの女子高生が性癖にぶっ刺さってしまったのでプラマイゼロ。

脚本はどうなるかわからないけど最近のラノベ原作アニメの中ではマシな部類でテンポもいいので+2.5点。映像と音楽は普通かな。普通にいい。

あと最後の主人公のひげに対する価値観がグサッと刺さりました。ひげは剃ったほうがいいぞ男子諸君!



まとめ

NOMAD メガロボクス2:90点
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω:75点
Vivy -Fluorite Eye’s Song-:80点
ひげを剃る。そして女子高生を拾う。:65点

点数はあれだけどひげは面白くなると思います。あとみんなメガロボクス観て。単体で5000字のオススメ記事書けるくらい面白いので!

次回は今期最大の期待作『東京リベンジャーズ』、『不滅のあなたへ』、『シャドーハウス』、『SSSS.DYNAZENON』あたりを紹介しようかなと。

これ絶対おすすめ作品10ぐらいに絞って記事にしたほうがよかったななんて今更後悔しているわけですが、一通り1~2話時点での期待値ランキングを記事にしたあと2021春アニメおすすめ10選とでも銘打って記事にしようと思いますのでぜひまた目を通してください。本日もお疲れ様でした。

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