今のハピネッツにぴったりの教訓を見つけたので
どうも、いこーるです。
秋田ノーザンハピネッツは今日、茨城戦に勝利して勝率5割まであと1勝としました。
ここまで来るとバイウィーク明けにクラブが「ここからCSを目指す」と言っていたことも本気だったんだな、と強く思います。
当初、信じきれなくて申し訳ないなと思います。
CSに行くためにこれからもフルブーストしますよ。
今回は明日の茨城戦Game2を含めた残留がかかった相手との試合への気の持ちようについての話です。
『ジャイアントキリング』って知ってます?
ツジトモさんという漫画家さんが描いているサッカー漫画で10年ほど前に教育テレビでアニメも放送されていました。
自分はそのアニメの印象が強いんですが、ふと思い立って去年あたりから原作漫画を買い始めました。
最新は62巻ですが、1巻と同じく監督がメインの表紙になっている61巻のリンクを貼っています。
あらすじ
『ジャイアントキリング』通称ジャイキリは、毎年降格ギリギリの弱小プロサッカークラブETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)にクラブの英雄的選手が監督として舞い戻り、決してエリート揃いと言えない選手たちを育てながらリーグ優勝を目指すというストーリーです。
一試合にかなりの話数を使ううえに日本代表戦までやるので単行本が60巻以上続いていますがようやくリーグ戦ラスト2試合が始まったところです。
キラキラした少年漫画ではないですが、一つのクラブに関わる監督、選手、クラブスタッフ、番記者、サポーターといった多様な人物によってダイナミックなうねりが巻き起こっていく様子が魅力的か漫画です。
CSに行きたい秋田と…
ジャイキリの舞台もJリーグをモチーフにしたプロリーグですので、当然、昇降格制度があります。
その中で第57巻では残り数節で首位に肉薄しているETUとこの試合に負けた瞬間に降格が確定する大分のチームとの試合が行われます。
ETUの監督でこの漫画の主人公の一人・達海猛(タツミ タケシ)は試合前のロッカールームで選手たちに語る言葉が、まさに明日以降降格のかかったチームと戦うハピネッツ及びブースターの心構えとして大事だなと思ったわけです。
それが↓
ETUはこの試合の前半、相手の気持ちに飲まれかけますが、ハーフタイムで持ち直し4対1というスコアで容赦なく大分を叩きのめし、優勝に向け突き進んでいきます。
話をハピネッツに戻します。
秋田は今季CS出場を目指して出遅れた序盤から今、大きく巻き返しているところです。
明日の第14節茨城戦Game2を含めた残る茨城との3試合、また他にも富山や北海道とも2試合が残っています。
もしかしたら他の中位チームが何かの要因で降格争いに巻き込まれる可能性だってあります。
それが秋田の可能性もある。もちろんそんなことになってほしくないですけどね。
そんな残留を目指すチームと、ここから全部勝つ勢いで巻き返さないとCSを目指せない秋田が戦うときに秋田が相手に合わせる必要なんてないんです。
残留よりは軽いですけど、大型連敗中の相手に対してだってそうです。
どんな相手でも関係なくねじ伏せて勝ってやるという強い気持ちがこれからの試合大事です。
もちろん試合が終わればノーサイドですから、相手のことを労う気持ちは選手同士にとっても、ブースター同士にとっても大切になります。
終わりに
以上、ジャイキリに描かれている「相手の状況に関係なく自分達に矢印を向けて戦い抜く」という教訓を受けて思ったことでした。
そういう意味では大阪戦Game2は最後気持ちで勝ちきれなかったのかなと思います。
今日、秋田が茨城に勝利したあとB1全体23位の富山が渋谷に対して勝利を挙げ今季3勝目を手にしました。
B1全体最下位の茨城としてはリーグ戦中盤とはいえ、危機感がより大きくなったことは間違いないでしょう。
でもそんなことは秋田には関係ありません。
秋田には秋田のストーリーがあります。
今日、仙台が千葉に勝ったことで東地区3位の千葉に秋田、仙台、群馬はあと1ゲーム差に迫ることができました。
秋田は明日の試合も茨城に勝ち、そして年内ラストのFE名古屋戦に臨んで、年明けに待つ広島や千葉といった上位陣を撃ち落とすための戦いに挑んでいくんです。
このストーリーは秋田だけのものですし、これを誰にも邪魔されないためにクラブ、ブースターが一丸となって明日以降の試合も戦っていきたいです。
以上で今回のnoteは終わりです。
自分の個人的な決意表明のような話をお読みいただきありがとうございました🙏
xアカウント:@equal_5240
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