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イオンは政策的規制(積極目的規制)を受けているか

🟩はじめに


父はダイエーで働いておりました。現在は、イオンに吸収されている形です。この辺の説明は割愛します。イオンさんを貶める目的ではございませんということを前提として頂ければと思います。

🟥Quoraでの質問がきっかけ



大変面白い概念をありがとうございます。無知で存じ上げませんでしたが、少し勉強させていただきました。自作のDetailed PDF as FriendというGPTsを使ってごちゃごちゃやりました。

こちらの論文を参考にしました。

デジタルプラットフォームによる「支配」の空間的メカニズム――観光経済の事例分析および国際金融市場と政策的規制からの考察


🟧ここでは、こんなことが論じられているようです。


  1. GAFA (Google, Amazon, Facebook, Apple):

    1. 理由: GAFAはデジタル経済における主要なプレイヤーであり、その市場支配力とデータ収集・利用方法が注目されています。EUでは、デジタルプラットフォームに対する独占禁止法違反での摘発が行われ、制裁金が課されていることが例として挙げられます。特にデータ保護規則(GDPR)の施行により、これらの企業は個人データの取り扱いに関して厳格な規制を受けています​​。

  2. BAT (Baidu, Alibaba, Tencent)

    1. :理由: BATもまた、巨大な市場規模とデータ処理能力を持つ主要なデジタルプラットフォームです。これらの企業は、特に中国国内におけるデータ保護や市場の公正性に関する規制の対象になりうると考えられます。中国政府はデジタル経済の健全な発展と市場の透明性を確保するために、独自の規制枠組みを展開しています。

  3. オンライン・トラベル・エージェント (OTA) - 例:じゃらんnet, 楽天トラベル, Expedia

    1. :理由: これらのOTAは、観光業界における重要な役割を果たしていますが、市場の寡占や手数料価格の不透明性に関して懸念があります。日本では、公正取引委員会がOTAの大手3社に独占禁止法違反の疑いで立入検査を行っています。このような調査は、OTAの市場行動に対する政策的規制の可能性を示唆しています​​。

これらの企業は、それぞれの市場での支配的な地位や、個人データの取り扱い、市場の透明性と公正性などの問題により、様々な国や地域の政策的規制の対象となっています。これらの規制は、デジタルプラットフォームの健全な発展と消費者保護を目的としています。

🟦同様の考えをイオンに適用すると、こうなりました。

  1. デジタルプラットフォームの位置付け: イオンがデジタルプラットフォームとしての役割を果たしているかどうかが重要な議論ポイントです。イオンがオンライン小売、電子商取引、またはデータ収集・処理の観点からデジタルプラットフォームの特徴を示している場合、政策的規制の対象になる可能性が高まります。

  2. 市場支配力の懸念: イオンが小売市場において支配的な地位を持っている場合、特に独占禁止法などの市場規制の対象になる可能性があります。市場の健全な競争を保つために、政府や規制当局が介入する可能性があります。

  3. データプライバシーと保護: イオンが顧客データの収集・利用を行っている場合、データプライバシーと保護に関する法規制の対象となる可能性があります。GDPRのような国際的なデータ保護規制が適用される場合も考えられます。

  4. 国際的な取引と規制: イオンが国際市場に進出している場合、異なる国の規制に対応する必要があります。特に、異なる国の消費者保護法や独占禁止法に準拠する必要があります。

  5. 業界特有の規制: 小売業界に特有の規制、例えば、価格設定、商品の安全性、消費者保護などに関する規制が適用される可能性があります。

論文の内容を考慮すると、イオンの場合、その事業の性質や市場での行動に基づいて、特定の政策的規制の対象になる可能性があると予想されます。ただし、イオンが実際にどのような規制を受けているかについては、具体的な事業内容や市場の状況、適用される法律や規制の詳細を検討する必要があります。

以上です。まださらっとしか読んでませんが、とても面白いなと思いました。


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