見出し画像

Base Ball Bear「日比谷ノンフィクションⅨ」の記録と記憶(2022.5.15)

ツイッターでだらだら感想書いたけど、noteでも書きたくなってPCを開いてしまった。笑

今日のセットリストは本当に驚きだった。最後にライブで聴いたのいつだっけ?となった「SIMAITAI」、「レモンスカッシュ感覚」、「初恋」、「PERFECT BLUE」、「文化祭の夜」とか。

「『(LIKE A)TRANSFER GIRL』やってくれるなら『Transfer Girl』もやってほしい!」と思ってたら、本当にその通りにやってくれたりとか。

そしてそして、「一生ライブで聴くことはないかもな……」と長年思っていた「恋する感覚 -feat. 花澤香菜-」、「歌ってるんだBaby.」、福岡晃子さんではなく橋本絵莉子さんを迎えた「クチビル・ディテクティヴ」を聴けたりとか。

もう「何も思い残すことはない」と思うくらい、超豪華なライブだった。
ゲストも4組も来てくれたし。
こんな贅沢なライブ二度とないだろうなと思うけど、もう1回見てみたいという気持ちもある。笑


私が一番ぶち上がったのは「レモンスカッシュ感覚」。私はこの曲が入った3枚目のアルバムで13年前にベボベファンになったし、本当に何度も何度も聴いた曲だったので、激アツだった。この曲をやってくれた過去のライブの記憶も蘇った。

でも「思い入れがあること」以上に、メンバー自身がめちゃくちゃあがっていて、ベボベのロックの部分が炸裂していることに気持ちが高揚した。なんだかんだでベボベ自身の演奏力に一番打ちのめされた。


あと小出さんが途中で挟んだMCも胸熱だった。「正直『俺がバンドを引っ張ってるんだ!』っていう意識がありましたね、10年くらい前までは。でも今はメンバーとみんなで引っ張ってるっていう感覚があります」。

確かに10年くらい前は、ベボベ=小出さんのソングライティング(作詞)っていう印象が強かったかも。小出さんが一人で葛藤しているみたいな、そんなイメージもあった気がする。

でも2016年に3人体制になってからは、「メンバー全員でバンドを作り上げている」ということがすごく伝わってきた。それぞれのメンバーが曲のフレーズのアイディアを出し合っているという話を聞いたり、関根さんがチャップマンスティックを始めたり、ライブでの過去曲のアレンジが多彩になったり、コーラスが以前より強くなったり。

だから今日このMCを聴いた時は、「ああ、やっぱり昔の小出さんはそんなことを思っていたんだなあ」と思ったと同時に、「今は3人でバンドを動かしているよね、伝わってますよ」って思った。

あと普段はツン?な小出さんが「メンバーには感謝してます」なんて言葉をステージ上で言ったのにも驚き。今までのライブでそんなの言ったことあったっけ…?と思ったけど、そこもベボベが(小出さんが?)この体制になってから変化した部分なのかなぁと思った。


そして最後に発表された、10年ぶりの日本武道館公演。私は10年前の武道館公演に行っていたけど、ベボベにとってそのライブは「壁」のようなものだったらしい(雑誌のインタビューなどでよくそう話されている)。

だから正直「もしかしたらもうベボベの武道館ライブは見れないかもな…」なんてことも考えていた。でも3人体制のベボベでやってほしいとも心のどこかで思っていた。なぜなら私は今の3人体制のベボベが最高に良いと思っているから。

そうしたら今日、結成20周年のタイミングでリベンジ開催することが発表された。
ということはつまり、ベボベ自身も今の自分たちに自信を持っていて、状態がいいと思っているということなんだろう。

開催は結成日の前日、2022年11月10日。最高のタイミングだ。


今日の日比谷ノンフィクションは、「13年ファンをやってきて、彼らのライブはワンマンだけでも60〜70本くらい見てるけど、それでもこんなに発見があるんだ!」と思えるようなライブだった。

武道館公演発表の時にはバンド史上初?の写真OKタイムもあったし、スマホのライトを揺らしながら曲を聴く時間もあったし、「ベボベのライブでもこんなことやるんだ!笑」ってたくさんびっくりした。いい意味で「ベボベ変わったな〜」と思う。


頭と体が疲れているのであまりまとまりのないnoteになってしまったけど、とにかく今日のライブは「ベボベファンとして一生の思い出に残る」ものでした。ほんとに見にきてよかった。

これからもよろしくお願いしますね、ベボベさん。そしてまた11月に日本武道館でお会いしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?