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関西在住のんびり社会人。更新はだいたい深夜。

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  • 休職日記

    新卒2年目でメンタルをやってしまい休職(2023/01/11~3/10)。 2ヶ月間で日々感じたことを書きとめました。 今つらい思いをしている貴方の支えになれば嬉しいです。

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新卒2年目、休職します。私が心療内科に行くまでに感じた心身の異変

病院で「抑うつ状態」という診断が下り、2ヶ月休職することになった。 せっかくなので、休職までに感じた心身の異変を記録として残しておく。 辛い気持ちを抱えながら頑張ろうとしている貴方に、 「ヤバくなる前に心療内科にふらっと行くのもアリだよ」 「1回お休みするという選択肢もあるよ」 ということを伝えられたらと思う。 ①完璧主義が招いた長時間労働 体調を崩した原因は、仕事をこなしきれずに1人で抱えてパンクしたからである。 入社前から色々な仕事に携われるとは聞いていたが、予想以

    • 信じることに疲れた

      この人の事は信じたい、と思ったのに、 また駄目だった。 こんなことが一度じゃなくて何度もあると、さすがにうっすらと人を信用出来なくなる。 私に見る目がないんだと思う。 疑うことが下手で、言葉通りに受け取って、 何でも信じてしまうのが駄目なんだろうな。 もう疲れた。 信じることに疲れた。 はじめまして、よろしくお願いします、本好きなんですね、おすすめありますか?面白そうですね読んでみます、ご出身は?そこ昔旅行で行ったことあります、いい所ですよね、私の地元は○○なんです

      • もしかして:2ヶ月の休職ではうつ状態は治らない

        私生活の人間関係での悩みと仕事が立て込んでいる精神的な辛さと、連日の仕事で溜まった肉体的な疲労で、日曜日は何も出来ずベッドの上でぐったりしていた。 月曜の朝も体が動かず、(これはダメなやつだ)と思ったので会社に連絡して休みをもらった。 一日中寝たが、今も関節と頭が痛い。 こんなことで休んでしまうなんて情けない。 最近思うのが、2ヶ月の休職を経て今の会社に転職したけれど、2ヶ月程度休んだところでメンタルの不調なんて治らないのかもしれない、ということ。 前職で会社に行けな

        • 華々しくもなく、たいした事も成し遂げていない地味な人生だったと思い続けていたけれど、今周りにいる友達が私の歩んできた日々の答え合わせだとしたら、もしかすると最高の人生かもしれない

        • 固定された記事

        新卒2年目、休職します。私が心療内科に行くまでに感じた心身の異変

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        • もしかして:2ヶ月の休職ではうつ状態は治らない

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          7本

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          2月25日の日記:不幸も幸せも相対評価はできないという話

          こないだの日曜日。 目覚ましをかけずに起きてのんびり身支度をして、 午後から出町柳でスナップ写真を撮り歩いた。 出町桝形商店街、人々の生活の温度が感じられる"生きている"商店街で、撮るのが楽しい。 夕方から出町座でナイト・オン・ザ・プラネットを鑑賞。 追加のパイプ椅子が出されるほどの満席で、往年の名作なことが伺えた。 ナイト・オン・ザ・プラネットは91年公開の映画で、LA、NY、パリ、ローマ、ヘルシンキのタクシー運転手とその乗客の様子が順に映し出されるオムニバス作品。

          2月25日の日記:不幸も幸せも相対評価はできないという話

          生きるとは祈ることを諦めないこと (映画「Perfect Days」感想)

          早めに仕事が終わった日、レイトショーでPerfect Daysを鑑賞した。 私はあらすじ説明能力が皆無なのでストーリーについては公式サイトで見ていただくとして、ここには私の感想を書き記しておく。 ※若干のネタバレを含みます 理由を聞かない優しさ 主人公の平山は東京でトイレの清掃員として働いており、古いアパートで一人暮らしをしている。 どういう事情があるのか聞きたくなるところだが、姪っ子のニコちゃんも、ニコちゃんの母(平山の姉)も、アヤちゃんも、詳細は聞かない。 そして

          生きるとは祈ることを諦めないこと (映画「Perfect Days」感想)

          私は毎日手書きでつけている日記を一部抜粋、加筆修正してnoteに載せることが多いんだけど、noteになると急に良いこと言ったった感というか、安っぽいエモい(笑)文章になるの何でなん 日記だとこんなクサい文章じゃないのに…人に見せると思うと文章もええかっこしちゃうんかなぁ

          私は毎日手書きでつけている日記を一部抜粋、加筆修正してnoteに載せることが多いんだけど、noteになると急に良いこと言ったった感というか、安っぽいエモい(笑)文章になるの何でなん 日記だとこんなクサい文章じゃないのに…人に見せると思うと文章もええかっこしちゃうんかなぁ

          口にすれば「本当」になってしまうので何も吐き出せない

          私は人よりも「喜怒哀楽」全てのパンチが強い。 良く言えば感情表現が豊か。悪く言えば情緒不安定。 嬉しい時はニコニコだし、楽しい時はデカい声で笑うし、落ち込むと海底まで沈み込むし、ムカつけば脳内で放送禁止用語が暴れる。 ただ、プラスの感情は言葉にも態度にも存分に出すけど、愚痴や悩みやマイナスの感情(怒哀)は口に出さないと決めている。 私の場合、言い出したらキリが無いし、言葉にすれば「本当」になってしまう気がするから。 頭の中にあるうちは誰にも知られない。 でもひとたび口に

          口にすれば「本当」になってしまうので何も吐き出せない

          不器用な自分を嫌わない

          年が明けてから残業が続いている。 会社の最寄り駅は普通電車しか止まらないため、退勤する時間をミスると寒い駅でしばらく待つことになり、さらに帰宅が遅くなる。 待ち時間にSNSを徘徊するのも飽きてしまい、最近は本を読むようになった。 今読んでいるのは太宰治の「女生徒」。太宰が稀代のモテ男だったことがよく分かる。女心分かりすぎてる。 残業をしても、やることはまだ溜まっている。 前職でもよくやっていた持ち帰り残業をまたやってしまっていて、駄目なのは分かっているけど、結局私はこうでも

          不器用な自分を嫌わない

          ここにいてもいい、ということ

          転職して8ヶ月。 ここにいてもいいのかもしれない、と思い始めた。 最近は社内広報誌とウェブサイトに掲載する新しいコンテンツの作成で忙しい。 作っては同じチームの人に意見を貰い、修正し、また意見を貰い…を何度も繰り返して数ヶ月。正解が無く、会社としても初めての取り組みなので手探りだったが、少しゴールが見えてきた。 ひとつひとつの言葉や文章の繋がり、デザインを、何度も穴が空くほど見てくださる上司達。 「これ文章おかしくない?」「ここ一文が長い!」ズバズバ指摘されるうちに、内

          ここにいてもいい、ということ

          大切な人に4℃をプレゼントした時の話

          この時期になると決まってTwitterで槍玉に上げられる4℃。 デザイン、質、値段、なんやかんや言われがちだが、私は大切な人に4℃のアクセサリーをプレゼントしたことがある。 私の母親だ。 母は4℃が昔から好きで、結婚記念日、誕生日など、節目節目で私の父親に4℃を買ってもらっていた。 結婚30周年のときには、ゴールドの馬蹄のネックレスを買ってもらったと私に自慢してきた。 華奢でシンプルなデザインで、上品な母によく似合っていた。 そんな訳で、私の中では長らく「4℃=母の好き

          大切な人に4℃をプレゼントした時の話

          同じスニーカーを持っていたあの人も、同じ柔軟剤を使っていたあの人も、結局みんな運命の人じゃなかった

          些細なことで、軽率に運命を感じるような人間だった。 持ち物、生い立ち、好きな音楽。 共通点を見つけては「一緒だ!運命の人だ!」と勝手に盛り上がった。 毎回「この人で最後の恋になるだろうな」と思った。 でも、同じ方言を話していたあの人も、 同じニューバランスのグレーのスニーカーを持っていたあの人も、 同じランドリンの柔軟剤を使っていたあの人も、 フジファブリックが好きだったあの人も、 結局みんな運命の人じゃなかった。 どれも最後の恋にならなかった。 だいたいニューバランス

          同じスニーカーを持っていたあの人も、同じ柔軟剤を使っていたあの人も、結局みんな運命の人じゃなかった

          もう会えないと思って話す。そしてまた明日も会えるような気持ちで生きる。

          韓ドラ「愛の不時着」を職場の先輩にすすめられてやっと視聴。私は流行りものに数年遅れで乗っかる節がある。 1話1時間(CMなし)というボリュームに一瞬ひるんだけど、見始めたらもう止まらん。 終盤は号泣していた。 個人的に凄く印象に残っているのが、韓国の財閥令嬢、セリと運命的な出会いをする北朝鮮の軍人、リジョンヒョクがセリに伝えたこの言葉。 そういえば、よく行くカフェのマスターは 「もう会えないかもしれない、と思ってお客様と話すようにしているんです。 そうすれば相手を忘れな

          もう会えないと思って話す。そしてまた明日も会えるような気持ちで生きる。

          ボーナスステージを生きているような感覚(わたしver.2.0)

          先日友達と旅行に行った際、お互いの生い立ちの話になった。 たった20数年しか生きていない私たちでも、これまでの人生に何度か分岐点があって。 その時その時の選択が積み重なって、ひょんなことから大学で私たちの人生が交差し、社会人になり、今こうやって一緒にホテルのバーでお酒を飲んでいるのだと思うと、人との縁は不思議なものだと思う。 私はその時、「今の自分はボーナスステージを生きているような感覚」という話をした。 人付き合いが苦手で、小学校から高校まで何かと学校を休みがちだった

          ボーナスステージを生きているような感覚(わたしver.2.0)

          キャンドルの揺れる灯りは心拍だ ここは私の脆い帝国

          転職して5ヶ月、生活のリズムが確立されてきた。 帰ったら風呂に入り、ご飯を作り、洗濯し、食洗機に洗い物を入れ、自由時間。 部屋の照明を落とし、キャンドルを焚く。 MarshallのスピーカーでBill Evansのピアノを流す。 美味しい紅茶をいれたら、準備完了。 本棚のそばに置いた1人用のソファでまったりと本を読む。 壁に映るキャンドルの影が揺れる。 心拍みたいだ。 キャンドルの火は上から見下ろすと、青い円環に見える。 暗闇に浮かぶそれをぼーっと見つめて、 ここはや

          キャンドルの揺れる灯りは心拍だ ここは私の脆い帝国

          「秀でたものが無いタイプの発達障害グレー」の働き方

          連休前の最終日、仕事でミスをした。 ミスの対応で発生した残業代は、マクドのハンバーガー2つとスタバの新作フラペチーノと辛ラーメン焼きそばとポテチと酒に変換した。 ----- 前職で仕事に行き詰まり休職した時、発達障害のグレーゾーンであることが分かった。 正確性を求められる業務でのケアレスミスが減らない。 マルチタスクが全くできない。 何時に起きようが、家を出る時間がギリギリになる。 長時間じっとしていることが苦手で、映画館やデスクワークで何度も椅子に座り直す。 複数人で

          「秀でたものが無いタイプの発達障害グレー」の働き方