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「土」と「海」を感じる移住生活

朝起きて窓を開けたら、ちょうど朝焼けのタイミングでした。鳥の声、ふわりと土の香り。沈みかけの月が白い。

小学生の頃、郊外の新興住宅地の社宅に住んでいて、畑の中にぽつぽつと団地が立つエリアでした。そんな畑サイドの中の通学路をランドセル🎒背負って歩いたんだなあ。
葱畑が多かった。ツンと葱の青臭い香り。JAPANだね。山積みになった堆肥のほんのりとした香りは、不思議と嫌ではありませんでした。

実家を出てからは、ずっと駅近マンション暮らし。側に小さな公園はあったけど、近隣に遊歩道はあったけど、管理され整えられた乾いた地面。あの黒くて湿った畑は、ずーっと離れていました。
でも私の記憶には、土の匂いが原体験として入っています。

家々が朝日に照らされて赤い。この時間帯、朝露に濡れて、土が香り立つ。

目と鼻の先が海。
寝巻きのまま上着を羽織ってゴミ出しに出たら、こんな日の出の風景。毎日が初日の出です🤣

身近に漁船があるなんて、やっぱり夢のようです。生まれ育った漁師さんのお友達はきっと「そんなの当たり前すぎる🤣」と可笑しいでしょうけど。

窓開ければ 春の大地匂い立つ ー衿女

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