匂いの記憶

思い出の〜

人にはそれぞれ思い出のを呼び覚ますものがあると思います。

例えば写真だったり

例えば音楽だったり

例えば場所だったり

例えば言葉だったり

人は自分の脳みその海馬以外にも記憶を断片的に保存できるのだと思う

それは、写真や動画などをパソコンの中に保存するのではなく外付けハードディスクやUSBメモリー、SDカードなどの外部メディアに保存する様な感じだと思う。

私にとってそういった様々なモノ

もっとみる

「慈雨」 〜 Calling you 〜  (5)

雨の日が苦手と言う私に、その人は飛び切りチャーミングでパワフルな”おまじない”をくれた。

「此処はパリ!」

そう声に出して言うだけで、窓の外は景色のパーツそのままに、パートカラーの映画のようにニュアンスだけをハラリと変える。
冷たくくぐもった鉛色の街がしっとり落ち着いた艶を見せ、霧雨のスクリーンはソフトフォーカスの画面、路地の向こうには先の読めない出来事が手招きしているようだ。

寒さが厳しく

もっとみる

香港のニオイ

※写真は中国です。

香港のニオイ、あれ何の匂いだろう。
薬草のような、薬品のような、香水のような、体臭のような・・・

香港のニオイといっても、香港空港の匂いか。
行ったことある方ならわかるはず。
行ったことない人は、行ったらわかるはず。

不快な匂いじゃなく、むしろいい匂いに分類されるはず。
でもなんだろう、いい気持ちにはならない。

無印で買ったピンク色の入浴剤入れたら全くおんなじ匂いがした

もっとみる

匂いと成長

匂いフェチのumiです😙

以前にも匂いフェチを話したこちらも、ぜひ読んでください!

匂いと記憶|umi @Umi29760723|note(ノート)https://note.mu/nipe_8/n/n6deb0838d808

今日は匂いに関連した事を書きます☺️

私は何か節目ごとに香水や部屋の匂いを変えます。

ふと、過去の香水を嗅ぐと その時の気持ちや出来事を鮮明に思い出す事ができるん

もっとみる

お祭りの匂い

夕暮れが早くなった。
夏時間がしみついているから
時計の針と空の色の“時差”に驚く。

閉店時間が近いパン屋さんに寄った帰り道、
信号近くのガードレールに寄りかかって
ジュースを飲んでいる女の子が2人。
話は尽きないだろうけど
そろそろお帰りよ。
ジュースの人工的な甘い香りは
夏の終わりと1日の終わりとの
どこか通じるウラ寂しさを呼び起こす。

すぐそばの信号待ちで
自転車に乗った親子と一緒になっ

もっとみる

好きなにおいの話

道を歩いていると、大好きな匂いが鼻をかすめる。
ふんわりしているのに、ちょっと焦げたみたいに温かくて優しい匂い。
この匂いを嗅ぐと、目には見えない小さなシャボン玉が頭の中でぽこぽこっと生まれて漂いだす。コインランドリーの前を通るのが私は大好きだ。

特に、夜に嗅ぐコインランドリーを通りすぎる時。仕事や遊びから自宅に帰る道すがら、洗剤と柔軟剤をたっぷり含んだ衣料品たちが乾燥していく、焼けるような粗い

もっとみる

石鹸の匂い

私は子供の頃、おじいちゃんとおばあちゃんと寝ていた

当時、実家は町工場をしており、おじいちゃんはコテコテの職人さん

戦後の焼け野原で、一から町工場を作った

私は、おじいちゃんとおばあちゃんが大好きだった

職人のおじいちゃんとちょっと怖いおばあちゃん

昔の職人のおじいちゃん

口数は少ない

技術はある

仕事はキチンとする

反面

酒に、タバコに、ギャンブルに、なんでもあり

禁煙なん

もっとみる
Happy!
25

「水際」 ~ 塩素と太陽とちょっとハナミズ ~ (1)

余白の匂い
香りを「聞く」と言い慣わす世界に迷い込んで十余年。日々漂う匂いの体験と思いの切れ端を綴る「はなで聞くはなし」

土曜の朝のクリニックはすっきりと空いていて、窓の下の見慣れたアーケードも整然と開店の時間を待っている。待合室の棚から手に取ったコミックでは、高校生の帰宅部コンビが川沿いの階段に腰かけてとりとめのない会話で時間を潰している。やんちゃそうな方のモーレツな関西弁がページから溢れ出す

もっとみる

2019/6/25 においと記憶

今日の下校中ふっとどこかの家から香ってきたにおいが、旅行に行った時のとある場所のにおいなんじゃないかと思った。けれど本当に僕はそのにおいを覚えていたのだろうか。

「においを思い出す」というのは実際にそのにおいを香らせることはほぼ不可能。ではどう思い出すかというとそれは「言葉」でしか思い出せない。

「レストランから来るパスタの香りと潮風」こう聞いて(見て)においを感じることは不可能だ。

だから

もっとみる
励みになります!