教育メディアはなぜかっこよくないのか
教育に一家言ある人は多い。誰もが受けてきているから、という理由もあるけれど、中には「言いやすいから」という理由もあると思う。
法律とか政治とか科学とか、そういった分野には専門家がいて、自分が適当なことを言っては恥をかくだろう、なんて心理が働いている気がする。
一方で教育は、それが高貴な仕事だという意識が、まだまだ人々の間で弱い感覚がある。アメリカでも特にその傾向は強いという(だからそれを逆手に取ったTeach for Japanが成功したのかもしれない)
でもやはり、教育に携わる人はみな感じることだと思うが、誰もが通るみちでありその人の可能性を拓く無限の力を秘めているから、教育というのは大事だし、やりがいのあるものだと思うのだ。
社会にとって価値がある仕事が、必ずしも評価されたり報酬面で恵まれたりするわけではない不条理はあるけれども、それに怒っていても仕方がない。
せめて自分たちにできるのは、その社会的に意義のあるフィールドをかっこいいものにして、そこに能力のある人たちを惹きつけることなのではないか。
非営利セクターとか、教育福祉とか、そんな分野をかっこいいものにしたお。かわいそうだから寄付をもらう、なんて姿勢でいたくない。
教育の分野をかっこよくする。誰もがチャンスを掴めるようにする。誰もが生まれてきてよかったと思えるようにする。
そうするために、いま選ぶべき職業はなんなのだろう。
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