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【読書記録】勝間式ロジカル不老長寿

無駄には2種類ある。楽しい無駄と、楽しくない無駄だ。

楽しい無駄にはいろいろある。小説を読む。映画を見る。美術品を見に行く。ゲームする。スーパー銭湯に行く。究極的には何の役にも立たない。

でも「ああ、よかったなあ。楽しかったなあ」という気持ちが残る。これが楽しい無駄である。

しかし人生には当然「楽しくない無駄」もある。勝間さんは「楽しくない無駄」を省く名人であり、その名人ぶりを私は以前少しだけ熱く語っている。

さてその勝間さんの「ロジカル不老長寿」だ。一体どのようなアイデアが出てくるのだろうとわくわくしてページをめくった。

主に3つの長生きリスクについて説明が割かれている。

長生きリスク その1 身体的衰え

以下、著書に挙げられていた内容を備忘録としてまとめます。

1.老化を防ぐ食生活 

・「食べ過ぎない」「空腹をしっかり感じる」

・カロリーとりすぎない

・白米とりすぎない(玄米などに置き換えるとGOOD)

・植物性のものをとる

・肉か魚だったら魚 赤身より青魚

・お酒ゼロ

2.睡眠ファーストの生活をめざす

・しっかりとした睡眠に必要なのは「起きている時間にしっかりと体を動かす」こと。枕やマットレスにこだわるのはその次

・スマートウォッチで睡眠を「見える化」するのもおすすめ

ワーキングマザーのみなさん、体を動かしていますか?仕事・子育て・家事に追われていると、相当意識的に時間を作らないと、体を動かす時間は無いはずです。

私は通勤で10分、会社のお昼休みに15分程度歩くようにしています。

でも多分全然足りていない。

在宅勤務の日は、お昼休憩をまるっとウォーキングに使って、昼食は仕事しながら食べることにしようかな、なんて考えています。それぐらいやらないと、体動かす時間取れないよぅ。

スマートウォッチで睡眠の質を確かめるのは、数か月前まで私もやっていましたが、子どもに紛失されて中止。が、これを読んでやっぱり新しいスマートウォッチ買おうかな、と思っています。

3.歯と口に健康を保つ

・歯・口腔内の衛生を保つことは認知症やがん予防に効果的

学生時代、歯医者さん大嫌いで虫歯をずっと放置していました。多分歯科恐怖症というやつですね。

20代前半、前歯の虫歯が目立ったため一大決心をして治療してもらった過去があります。

行ってみたら別に大して怖いことや痛いこともなくて、それ以来6か月に一度は必ず定期健診に行っています。おかげさまで、一大決心の治療の時以降、虫歯は一本もできていません。30代では矯正治療もしました。歯は引き続き徹底した管理を続けていきたいと思います。

長生きリスク その2 金銭的リスク

1.30~40代でドルコスト平均法で資産運用を始めていたら、おそらく老後にはしっかり貯まっていてリスクオフできる、というのが勝間さんの主張。勝間さん自身が「もっとも売れた本」と述べている以下の本でも同じことが述べられています。

具体的には「世界株式インデックス」と「不動産投資信託インデックスファンド」へのコツコツ積立を推奨しています。

近年「アメリカのインデックスファンド積立」を推奨する論が多い中、勝間さんは「世界株式インデックス」推奨。アメリカ一点集中のリスクを回避しての推奨なのでしょうね。不動産投資信託インデックスファンドを薦める理由はイマイチ分からず。

経済成長を前提とした資本主義がぶっこわれない限りは、インデックスファンドをこつこつ積立続けるのが正解、ということなのかなと思います。

長生きリスク その3 社会的リスク

・若い世代との社会的つながりを保つ 

・付き合いたくない高齢者にならない

さて、みなさん自分より5歳以上若い人と、最近おしゃべりしましたか?

会社員だと自然と職場のつながりでそのような機会を持てると思いますが、問題は退職後。現役世代のうちから習い事や趣味などで幅広い年代の人とゆるくつながる場を持っておきたいと考えさせられます。

勝間さんはゴルフで「身体的リスク」と「社会的リスク」をいっぺんにカバーしているようです。なんと効率的。確かに人と関わる運動系の趣味だったら、それができますね。

あなたは3つのリスクヘッジができているだろうか?

これらの3つのリスクを知って、「私も今のままじゃ高齢者になってからつまらない人生になっちゃうかも」とちょっと怖くなりました。

でも大丈夫、まだ30代後半。気づいたときがリスクに備えて行動をする時!今からできることは何だろう、と少し頭をめぐらせてみたいと思います。みなさんもぜひご一緒に!


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