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架空の限界を作らずに生きよう “Live beyond the limits of the imaginary lid“

このショートムービー見たことがありますか?⏬⏬


私がこれを初めて見たのは、数年前の夏、新宿での教員セミナー、

「教えない授業」で有名な新渡戸文化学園の山本崇雄先生の講演でした。

結構な衝撃を受けました。

夏休み明け、生徒たちにも見せました。


Flea

ノミって体長は1〜3ミリぐらい。
ジャンプの高さは2mぐらい。
自分の体長の1000倍ぐらい跳んでいることになります。

160センチの身長の人なら1600m跳ぶ計算。
スカイツリーが634mだからその倍以上の高さまでジャンプできる。

。。。って、想像つかないですが。


そんな能力を持つノミも、3日間小さな瓶に入れられ蓋をされた状態でいると、
その蓋の高さまでしか跳ばなくなる、という実験のムービーです。

ノミも、蓋に頭をぶつけないように跳ぼうと学習し、
3日後蓋を開けても一匹たりとも外に飛び出して行かなくなるのです。

これって、恐ろしくないですか???


人間も同じ

きっと人間も、小さく狭い世界に閉じ込められてしまうと、

外の世界に飛び出していくことをしなくなるのだと思います。

本来は高く遠くまでいく力を持っているにも関わらず、

その能力さえも忘れられてしまうのです。

環境ってこんなにも生物を変えるのです。


過去の失敗やネガティブな思考に囚われ、

やらない理由を探すようになり、

自分で自分のリミットを決めてしまうっても、

やはり同じように高くは跳ばなく(跳べなく)なるのでしょう。


もう一度高く跳ぶには

どうしたらいいか、きっと想像がつくのではないでしょうか。

そうです。

跳べなくなったノミ達の中に、高く跳べるノミを1匹入れてあげるのです。

そうすると本来の力を思い出したかのように

ノミ達がまた高く跳び始めるのです。


Faith

時々、組織が窮屈でたまらなくなったり、現実に押し潰されそうになったりすることがあります。

そんな時いつもこのショートムービーを思い出します。

そして思うのです。

「私は跳べないノミにはなりたくない」

「近くに高く跳んでいるノミはいないか、探そう」

「探すのもいいけど、自分自身がいつも本来の力を周囲に思い出させる1匹のノミでい続けよう」


私は伸び伸びと生きたいように生きていきたい。

そして、教育現場にいる者として、

伸び伸びと

自分の人生を自分で設計できる人が

育って生きやすい環境を作ることがミッションだと思っています。

ムービーの最後に出てくるこの言葉が好きです。

Live beyond the limits of the imaginary lid.


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