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飛んでイスタンブール(2019年9月イスタンブル)

...へ帰ってきた。数日前。
ここには、私のもう一つの家がある。
きっかけはAirbnbで泊まった家が偶然クルド人の家だったということに過ぎないのだけど、この「クルドとの邂逅」に大きな影響を与えられてしまった。

事の発端、このストーリーの主人公は、ディヤルバクルの山奥の村出身の通称ジーザス。見た目がなんかジーザスっぽいから。
ヴィジュアルも言動もぶっ飛んでいて、「なんでかわかるか?俺はジーザスやからや」的なことをよく言う。名言めいたこともよく言う。
なんやかんやあって、笑うしかないクレイジーな事情で、今はアメリカで暮らしている。

そんなわけで、イスタンブールにもうジーザスはいないけど、ジーザスの凸凹な仲間たち3人がいつものように私を迎えてくれた。

ジーザスの弟・通称Mişko🐭(ねずみ)は、バーで働く傍ら、ジーザスの言いつけによってAirbnbの管理をさせられている。Mişko🐭自身にAirbnbをまわすモチベーションはないので、ジーザスによく遠隔で叱られている。

ジーザスの友達・通称スパイダーマン🕷は害虫駆除の仕事をしている。ペースを考えずに飲み過ぎて翌日の仕事をよくとばす。

ジーザスの友達・通称ベンジャミンバトン👴はジャーナリスト。年の割に老けすぎて、あとは若返るしかない、という失礼すぎるニックネーム。いつも客観的で建設的。ジーザスの破滅的な言動に対して冷静に諭している人。

そんな3人とご飯を一緒に作ったり食べたり、映画を見たり、散歩したり、普通のことをして過ごしている。ジーザスがいないのは寂しいなぁとたまに思ったりしながら。

まもなく帰国!

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アメリカから届いたジーザスからのギフト

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ジーザスの本棚

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ジーザスの部屋からのサンセット 泣きたくなるほど美しい

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