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お好み焼きを振る舞う@選挙前日イスタンブール

昨日朝食も夕食も作ってもらい、夜にドーナツの差し入れまでもらったので、今日は絶対何か作ってお返ししたい。前にカレーを作ってBelgîzが喜んでくれたので、またカレーにしようか。

と思ったが、「日本でお好み焼きを食べてすごく美味しかった」と言っていたのをふと思い出して、お好み焼きを作ることにした。

ソースと出汁的なものは最低限欲しいなぁと思い、日本食材店がないかと調べてみたらあった。遠いし品数は少なそうだが、とりあえず行ってみることにした。

船でカドゥキョイからベシクタシュへ行き、バスで20分、片道1時間ほどかけて辿り着く。

一番 一番



「Merhaba」と入っていくと
「こんにちは」と若い男性店員さんが日本語で返してくれる。



とんかつソースを発見したが、2リットルボトルというドデカサイズ。

「すみません、このソース、小さいのはないですか?」
すると先ほどの店員さんが奥にいる上司に確認し、
「この大きさしかないんですが、お客様にはあります(ニコッ)」
そう言って、小さな瓶詰めのソースを出してきてくれた。

店内の商品を見ていて、AliとRubarが寿司が大好きだと言っていたのを思い出した。今度彼らに手巻き寿司を作ろうと思い立ち、焼き海苔や酢や昆布も買うことにする。



会計をすると、「ありがとうございました。お姫様(ニコッ)」と言って見送ってくれた。

お姫様、とんかつソース、酢、昆布などの購入に成功。

帰りのバスを待っている間、知らない番号から電話。荷物がどうの、と言っている。CDを注文していたのが誰もいない時に到着してしまったらしい。

「ドアのところに置いておいてください」

仕方なく伝える。どうか帰るまでそこにありますように。

バスと船でまた1時間かけて帰ると、それはちゃんとドア前にあった。一安心。

Colemêrgの民謡を集めたCD。廃盤になっているので、ネットで中古のものを見つけて購入した。音源自体はすべてYouTube上にアップされているのだが、同封のブックレットに書かれている内容がとても貴重で、それ目的に購入した。解説についてはトルコ語だけでなくクルド語と英語の対訳が付されているのが最高だ。



SerbestとBelgîzは選挙前日の党の集会に参加しているので、帰ってくるまでの間、歌練に励む。2時間ほどすると2人が帰宅。

お好み焼き作りを始める。お好み焼き界の帝王・豚肉は手に入らないので、ツナやコーンや鶏ハムやチーズで20代女子が好きそうな具のお好み焼きを作る。



最高に美味しい!とまではいかないものの、なかなか悪くない出来だ。

2人の反応も「最高に美味しい!とまではいかないものの、なかなか悪くない出来だ」という感じ。

食後は2人とも集会で疲れて昼寝に突入したので、また歌練に励む。小声で。

明日は選挙!友達がみんな希望を持てる結果になりますように!

フェリー乗り場で寝ていた犬
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