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どうして私は車中泊をするのか?

こんちは、えりです。

私はよく、車で寝てます。

「あ、車ってふつうに寝れるんだ。」ってなったのが約5年前。それから、北は北海道、南は九州まで。いろんなとこに車で行って、寝てきました。

世に言う「車中泊」っていうやつです!

そんな趣味(?)から始まり、車中泊の動画をYouTubeで投稿するようになって、今では道の駅とか寄ったりすると「えりちゃんですか?」と声をかけて頂くようになりました。

先日インスタで、noteに書くテーマを募集させて頂いたところ、

「なんで車中泊が好きになったの?」
「車中泊を始めて、人生変わった?」
「海外好きだったと思うけど、なぜ日本で車中泊?」

という感じの質問をいただいたので、今回は、なんで私は車中泊してんの?について、もろもろ話したいです。

旅好きを極めると車中泊になる?

もともと私は、旅行が大好きなタイプの人間でした。学生時代なんかは連休を見つけては、すかさずバックパッカーと化してました。(休みなくてもサボってどっか行ってました)

同じ場所で大人しく、じっとしてられない。それが私です。

社会人で一人暮らしを始めてから、6年間で10回くらい引っ越しするハメになって。(ハメになって、っていうか自主的なんですけど)

どうしても、家が飽きちゃうんです。一体なんの病気なんでしょう。貯金しては引っ越し費用でなくなる。なんじゃこりゃ、ってなってました。しかも旅行しまくるから、あんまり家に居ないっていう。もったいな。

そこで思い切って家を解約して、国内外のシェアハウスを転々とする生活に切り替えてみました。

友達には「バカじゃないの?婚期逃すよ?」と、ハッキリとした発声で言われました。そんな現実的なアドバイスをヘラヘラしながら無視して、私が飛んだ国はシンガポール。マリーナベイサンズを日常的に眺めたい!っていう理由です。(しかし2ヶ月で飽きました)

そのあと「アドレスホッパー」という言葉をよく耳にする時代になってきて、「あ、なんだ。私と同じような病気の人がいっぱい存在してるではないか。」と安心した覚えがあります。

そして結果的に、同じような病気の人と結婚しました。夫と出会ったのも旅先で、付き合ったのも旅の道中で、プロポーズは道端でした。

夫婦=家族=生活

っていう方程式が出来上がった時に、旅費を浮かせるために試みたのが車中泊でした。

なんだろうね、“新婚ラブラブ“という名のスパイスがあったからかも知らんけど、車という狭い空間で寝るっていう秘密基地感がなんとも楽しかったんです。全然イケるじゃん、しかも宿泊費だいぶ浮くじゃん、みたいな。

そのままノリで日本一周してしまい、「これ新婚旅行ってことで良いよね?」という話で合致しました。

世界を旅したあと日本一周に行きたくなる理由

私は東京育ちで都会大好き、旅行するなら海外っしょ!って感じで生きてきたので、日本の田舎には全く興味なくて。恥ずかしながら、あんまり行ったことがありませんでした。

九州がどういう配置になってるかとか、福井と福島・山梨と山形・宮城と宮崎の違いとか、ちゃんと答えられなかったし。いつもビルに囲まれてるのが普通だったから、日常で山脈とか見る機会なんてない。

海外旅行が好きな人は分かると思うけど、たくさん海外に行けば行くほど「日本って良い国だな」ってなりませんか?

私は帰国するたびに「やっぱ日本すげー」ってなってました。卵が生で食べられることとか、時刻表の正確さとか、飲食店の接客態度とか。笑

そして、外国人と接すると「日本はどういう国?」みたいな質問に、日本人代表として答えなきゃいけない場面がある。そこでやっと「やべ、私日本人のくせに、日本のこと全然知らない」って焦ったり。だって、他の国の人たちはもっと自分たちの国のことを知ってるから・・・

だからこそ、日本のことをもっと知らなきゃな〜・・・知らなきゃな〜・・・きゃな〜・・・(エコー)・・・とは、ずっと思ってたんです。

いざ車中泊で旅行してみると、“ザ・観光地!“みたいなところだけじゃなくて、電車やバスなどの公共機関と自分の足で行くのには、ちょっと大変そうなドライブスポットにアクセスしやすくなります。

絶景スポットも良いけど、特に道の駅はその土地の名物・特産品がズラッと並んでたり、近くの畑や牧場で作られた材料を使って調理する飲食店があるから、より地域のことを知ることができました。地元民の方々の出入りも多かったりして、よりローカル感を味わえます。

結婚相手によって人生変わるよね

ま、なんだかんだ言うてますけど、今の夫と結婚してなかったら、私は日本で車中泊とかアウトドアしてないです。たぶんキャラ的に、海外をフラフラしてたと思います。

もともとバックパッカー経験があったからこそ、荷物少なかったし、多少のサバイバル的な暮らしにも対応できました。

あとは恋愛体質なのかな。日本に一時帰国した初日に夫と出会ったんですが、すぐ付き合うことになって、夫に「海外行かないで」って言われて「わかった♡」ってなりましたからね。片道の香港行きチケット、払い戻しできなかったけど、躊躇なくキャンセルしたしね。

よく「車中泊して人生変わりましたか?」って聞かれるけど、「車中泊して人生変わった」んじゃなくて「ライフスタイルが変わったから車中泊した」というような感覚です。

最初はノリで、宿泊費を抑えて全国を車中泊旅してたけど、それからワンちゃんをお迎えして「旅行するならペットホテルより、車中泊の方がワンちゃんにとって良さそうだね」ってことで車中泊ライフが続き、やがて仕事になり・・・。(私の人生、趣味を仕事に変えることが多い)

私たち夫婦が人生を考えたときに、2人で一緒に楽しく生きるため、ちょうど真ん中にあったツールがたまたま車中泊だった。

常に、家族にとって楽しくて、暮らしやすい生き方を探しています。人生を向上していくために、毎朝、夫婦揃って朝礼(瞑想・アファメーション・イメージング・読書・日記・運動)をやってるので、共通の夢を掲げながら1日1日を過ごしてます。

その夫婦共通の夢の中に、今乗っているハイエースよりも一回りでかい「デュカト」というイタリア産の商業車があるんですが、それを買う!っていうのがあります。なんせデュカトは車内がでかいので、夫婦2人とワンコ2匹いてもストレスが少ない空間になります。

これからも家族と、人生を考えていく中で、車中泊という1つのツールとどう付き合っていくのかわかりませんが、今のところ間違いなく、私たちのライフスタイルで欠かせないアクティビティになってます。

そんな、私の車中泊ライフなのでした。明日もちょっくら行ってきます、車中泊。車内でごはん、何作ろうかな〜。

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