私たちの住んでいる社会はいわば「ジグソーパズル」

社会という大きなジグソーパズルのどこを埋めていくのか、それによって見えてくる絵が変化します。

そしてその大きなジグソーパズルをどのような埋め方をするのか、どこから埋めていくのか。

最後に見えてくるものが同じであっても途中見えてきた景色がまるで違うものになると思います。

一人一人が人生の途中で見てきた景色が違い、それぞれがそれぞれの人生を通して違うピースを埋めてきた未完成のジグソーパズルがあります。

そんな違うジグソーパズルを持ち合わせている人たちが同じ経験をしたら。

同じ経験であっても見えてくる景色、出会う感情は違うものでしょう。

どんな絵を見ているのかどんな絵が埋まっていっているのかそれを表現するのが言葉です。

そしてお互い、どんな絵を見ているのか交換するのが言葉です。

一つの経験で見え方が変わったり、人との出会いで新たなピースが埋められたり、色の薄いピース、色の濃いピースとの出会い。そんなことを繰り返しながら完成形にどうにか近づけようとしていきます。

私は新しい景色を見たり、今まで出会ったことのない人と出会ったり知らなかった土地にいくことにこれ以上ないワクワクを覚えます。

私は無意識に自分のジグソーパズルを埋める作業をしているのかもしれません。

人生をかけて私色のジグソーパズルを完成させていきたいです。