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来年のカレンダー

今年はもう残すとこあと二日。
この前職場のユニットの出入口にうさぎの置物を飾ってから半年ほどの体感なのに、早くもうさぎは時代遅れの置物となってしまうようだ。
すぐそこに辰が待機してるよな。と思って、慌ててうさぎを撤去し、龍の飾りを展示しておいた。

速い。その速さは年を越す毎に加速しているように思える。例えばマラソン大会でグラウンドを走る私は先頭を走っていると思いきや、実際は一週遅れで走っていたような違和感だ。
YouTubeの動画再生を1.5倍速にするみたいなスイッチを誰かが持っていて、時を早めているんじゃないかと疑うほどに速い。仮にそんなスイッチがあるなら私に貸してほしいと思う。

今年も色々な日々があって、その中にあるささやかなことに喜びを感じられた一年だった。
残り少ない今年をスルメの味が無くなるほどに、もうこんだけ噛みつくしたら飲み込むでしょ普通。と突っ込まれるほどに味わい尽くして過ごしたいと思う。

だから来年の辰年の事はまだ考えない。
故に自宅のカレンダーは今年の12月までしか用意されていない。買うに至るほどに困る事がなかったのが要因だ。

現在、来年の一月の予定は12月の余白にメモ書きがされている。幸いまだ余白は残っている。

これからも私は私のペースで進んでいくつもりだ。
来年のカレンダーは、そのうち買うつもりでいる。


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