見出し画像

勉強が趣味のように楽しくなる「youtube学習法」を紹介します

youtubeの使い方と言えば、僕は好きなアーティストやお笑い番組やスポーツばかり見て、すでに知っている狭い世界だけで時間を消費していたように思います。
けれど、今回紹介するyoutubeの使い方をするようになって、興味の世界がずっと広がり、学ぶ意欲が高まって、結果的に日々の満足度が上がっています。

これは、趣味と勉強が完全に一致した感覚かもしれません。
興味のジャンルや特性にもよるので一概には言えませんが、僕の場合はそれまで3日に1-2冊程度の本を読んでいたのですが、今はほとんど読まなくなってyoutubeを中心に学ぶことに移行しました。

そこで今回、自分が工夫してきた学習方法をまとめてみたので、みなさんに共有したいと思います。前半は具体的方法について。後半は「youtubeの歩き方」として心構えについて補足しています。
僕が好きなのは日常生活に役立つ工夫などのライフハック系のジャンルなので、それが好きな方は、もしかしたら向いているのかもしれません。自分なりに工夫して使って頂けたら幸いです。それでは、一緒に知的冒険の旅に出かけましょう!


⑴キーワードを発見する

画像1

膨大な情報空間には「私がほしいお宝情報」が必ずどこかに眠っていますが、自分から問う力がなければ、何も見つかりません。まずは、言葉という宝の地図を手に入れましょう。
ここでは、自分の興味を掘り下げ、好奇心を最大化します。
ポイントは、疑問や興味を持ち、自分に質問を投げかける質問力です。

・私がよくやるのは、本屋に行って本のタイトルやキャッチコピーを見て、自分の心が動いた興味のキーワードをスマホでメモします。
・家でするなら、Amazonなどのサイトに行き、キーワードを探すこともできます。
・昔興味があったことや挫折したこともキーワードになります。
・コンプレックスは最高の遊びです。克服したいこと、もっと伸ばしたいことを探します。

⑵キーワードを検索する

画像2

キーワードが見つかれば、船に乗ってyoutubeの大海原へと出航します。
どんどん気になったキーワードで検索して行きましょう。

・私がよくやるのは、面白そうな動画や視聴回数が多いものを、「後で見る」にどんどんストックします。
・この大海原には、様々なレベルの情報があるので、1キーワードで複数動画を選んでおきます。
・視聴時間が15分以上など、自分にとって長いと感じる動画は避けます。
・良さげな日本語の動画がなければ、キーワードを英語などにして、外国語に日本語字幕をつけて見る方法をとります。
・どうしてもyoutube上になければ、Googleの文字情報で探すこともあります。

⑶動画を視聴する

画像3

ストックしておいた動画を選んで、冒険スタート。
興味のおもむくままに視聴していきます。

・私がよくやるのは、はじめは1.5から2倍速で聴き流し、内容が良さそうなら戻って聴き直したり、スピードを調節してちゃんと聴きます。
・経験が増えると、この先聴き続けるべきかの判断が早くできるようになります。
・すごく気に入った場合は、その人のアップ動画から視聴回数順でソートをかけて、別の動画も探します。
・内容に満足することもあれば、しないこともあります。後者はそれはそれで、「答えを求める力」が強化されるので、次に繋がっていくと考えています。

⑷学びを書き留める

画像4


ただ漠然と聴いているだけでは、受動的になってしまい、記憶への定着も学習効果も低いままです。冒険をした後は、冒険日記を書いてみましょう。

・私がよくやるのは、パソコンでページの半分で動画を再生し、残り半分をEvernoteでメモしています。学校の授業でエッセンスをメモする感じです。
・スマホで視聴する場合は、視聴後に学びをまとめると良いかもしれません。
・動画のコメント欄も動画の一部として扱います。できるだけ読んで、良い内容はメモします。
・自分の感想、疑問、もっと知りたいことをメモに書いておくことで、新たな⑵のキーワードが手に入ります。

⑸学びを検証する

画像5

学んで面白いと思ったことは、できるだけ短期間に自分で試してみます。
たくさんの情報化社会の中では、色んな人が「正解」を示してくれますが、「私の正解」かどうかは自分で試してみないとわからないからです。

・私がよくやるのは、動画を視聴した後すぐに試してみます。
・今すぐできない内容のものであれば、「やることリスト」に書いておきます。
・自分で体験したことは、語る上でもストーリーに力を持ちます。失敗してもそれがエピソードになるので、ネタづくりと思えば良いでしょう。
・これをすることで、記憶にも定着しやすくなります。

⑹学びを共有する

画像6

冒険して得たことや良かったことを人に伝えていきます。こうすることで、聴いた人を楽しませ、自分自身も冒険を追体験することができます。

・私がよくやるのは、⑷のメモや⑸で試したことを、twitterやFacebookなどのSNSで共有しています。
・自分が学んだエッセンスを共有することで誰かに喜ばれたり、コメントなどから新たな情報をもらえるので、さらに学びが次に繋がります。
・SNSを見た友人に会った時に、その話題になりやすくなるので、話す機会が増えて学びが深まり、記憶にも定着しやすくなります。

以上が学びのプロセスです。いかがだったでしょうか。


心がまえ:youtubeの歩き方

画像7

学んだことが美味しい水だとしたら、それを受け止める器の状態も重要です。
以下では、このような方法論を使って、youtubeでの学びをさらに楽しむための心構えについて3点補足しました。

●答えを期待しすぎない
旅の醍醐味は、知らない土地で現地の人と出会ったり、新しい景色や知識に出会うことにあります。スムーズに工程が進むより、失敗した経験もまた、思い出に残るものです。あまり答えを期待しすぎないぐらいが楽しむコツかもしれません。
youtubeで学ぶ上で大事なのは、著名な賢人だけから学ぶ姿勢よりも、名もなき凡人からでも、より多くの学びを得ようとする姿勢ではないかと思います。

●目利き上手になる
youtubeには、音楽家、整体師、レーサー、宇宙飛行士など、自分が経験したこともない様々な分野で豊富な経験を持つ職業人が集っています。そこにはプロから素人までがピンキリでいる世界なので、自分の目利きもポイントになります。
旅行先の市場で、掘り出し物を見つけるような感覚で、面白い動画をぜひ発掘する楽しさを味わってみると良いでしょう。

●「わからないフォルダ」を作る
youtubeを歩いていると、一般常識とは異なる考え方や自分の考えとは全く異なる視点に出会うことがあります。自分が考えてきた常識外のことを言っているので、はじめはよくわからないものです。その時はわからないままに判断を保留できると良いかなと思います。
私たちが「そんなことあるわけがない」と思いこんでいた常識の多くは、単純に具体的方法を知らないだけだったり、活字ではイメージがつかなかったけれど動画だとよくわかった、というケースも多いものです。


youtubeは世界中の人たちの総合力で学べる総合学習空間です。
無料で使えるこのツールを使って、多くの方々が新しい世界に出会い直すきっかけになれば嬉しいです。

はじめまして。動画編集マーケターの淺田雅人です。 noteでは、多くの人に役立つ知識や、自分の体を使ったチャレンジなどを通して、新しい日常世界をお伝えして行きたいと思っています。今後ともどうぞ、よろしくおねがいいたします◎