フランス北東部ストラスブールでは、12月に入り気温が一段と下がり、クリスマスまで10日あまりとなったこの時期は、最高気温でも0℃に満たない真冬日が続いています。クリスマス前にこんなに寒かったのはなん年ぶりなのか？と思い出せないぐらい寒い日々です🥶

そんな寒くて冴えないお天気ですが、ストラスブール旧市街では 👉🏻 第452回目のクリスマスマーケットが開催されていて、華やかです 🤶🏻🎅🏻🎄

ストラスブールのクリスマスマーケットは、1750年から始まり、フランスでは最も古い歴史があり、ヨーロッパの中でも最も人気のあるクリスマスマーケットの1つです。

クリスマスマケーケット2022🤶🏻🎅🏻

今年 (2022年) のクリスマスマーケットは、3年前 (2019年) のような賑やかさはまだないけれど、一昨年 (2020年) や昨年 (2021年) の様な重苦しい雰囲気は感じられません。

長距離バスや観光バスが停車する駐車場には、たくさんのバスが停車していて、多くの人がクリスマスマーケットに来られていることが実感できます。

これまでのクリスマスマーケットと最も大きな違いは、エネルギー価格の高騰に対する対処です。ストラスブールの照明装飾は約 20% 削減され、クリスマスマーケットとイルミネーションの時間が短縮されました。

クリスマスイルミネーションは毎晩 23:00pm まで行われているので、フォトジェニックなクリスマスイルミネーションは十分楽しめますが、シャレー (屋台小屋)は 20:00pm に閉まるので、買い物ついでにふらっとクリスマスマーケットに寄って、ゆっくりとヴァンショーを味わう時間が短くて残念です。

そのほか感じることは、サッカーW杯がこの時期に開催されていることによる影響だと思いますが、寒くて薄暗いこの季節を温かい気持ちにしてくれるクリスマスマーケットが例年ほど特別な感じがない様な気がしています。

それでも、繰り返しになりますが、過去2年と比較して規制は無いに等しく、特に週末は多くの観光客さんで旧市街は賑やかで、楽しめるクリスマスマーケットが帰ってきた感じがしています 😊

クリスマスツリー2022🎄

ストラスブールのクリスマスマーケットのシンボルとして飾られるクレベール広場 (Place Kléber) のクリスマスツリーは、高さは約 27m、重さは約 6t、樹齢は約50年の、巨大なクリスマスツリーです。

このクリスマスツリーは 17:00pm から1時間おきに 👉🏻こんな感じで、5分程度、音楽とともに点滅します。

ストラスブール大聖堂

ストラスブール大聖堂全体のライトアップも壮観ですが、バラ窓がライトアップされた後のストラスブール大聖堂は特に見応えがあります。

メインのストラスブール大聖堂やクリスマスツリーがあるクレベール広場 (Place Kléber) からは少し離れた Square Louise Weiss にあるシャレー (屋台小屋)では、自家製品を扱ったお店が出店されています。

クリスマスツリーに飾るオーナメントはたくさんあり見ていても飽きませんね。でも沢山ありすぎて、選ぶのは大変 😅

寒い夜のクリスマスマーケットには欠かせない Vin Chaud. 一般的にヴァンショーといえば、赤ワインを使いますが、アルザス産の白ワイン、ヴァン・ショー・ブラン、が楽しめるシャレー (屋台小屋)もあります。ストラスブールに来たからには、一度は、白ワイン・ヴァンショー (ヴァン・ショー・ブラン) を試してみるのもいいのでは？

Un Noël en Alsace 一覧🤶🏻🎅🏻🎄

渡仏してから毎年更新している、主にストラスブールのクリスマスマーケットをまとめた一覧です 👉🏻 Un Noël en Alsace 🎅🏻🤶🏻🎄

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