失踪生活 第五回

8月11日から部屋を借りて一人暮らしを始めました。1K(千円ではない)で一人には丁度いい狭さです。
これ書いてる時は家電などまだ無く、しかも布団すら無いから床で寝てます。意外と寝れますが嫌なものですね。一応Amazonで一気にポチった奴等が早くて13日以降に届くのでそれまで我慢ですわ。

今は千葉県船橋市にいます。B県b市同様ホントに縁もゆかりも全くありません。ですがA県a市に比べたら何でもあるし良い街だと思います。でもね…。


はっきり言わせてもらいますが、不安しかありません。


何が不安なのかわからないぐらい不安です。
41歳にもなって、全く見知らぬ地で再出発するなんてリスクしかないでしょ。てゆうか出来るのかも不安でしょうがないです。
やらなきゃいけないんですけどね。仕事はどうにかなりそうです。


あと…最近よく思うんですよ…。

なんで俺がこんな目にあわなきゃいけないんだ!

ってね。


まぁ原因はあのクソ兄貴ですわ。
マジで、アイツさえいなければこんな風にならなかったんですよ。

実家から逃げ出してきて一ヶ月半ぐらい経ちましたかね。最初のうちは「これであのクソ兄貴を筆頭に顔を見なくて済む。もうアイツ等とは関係なくなったんだ!」って思ってました。

ただ、それと引き換えに失ったモノもあります。
まず、下の妹が9月に二人目を出産するんですけど、恐らく一生会えないでしょう。俺にとって六人目の甥っ子か姪っ子になるはずでした。他の五人の甥っ子と姪っ子にももう会えません。まぁそのうち二人はクソ兄貴のガキだから別にいいんですけど。
でも二人の妹達の子供に会えなくなったのは淋しいですね。

街で子供連れを見かけた時に淋しく、そして羨ましく思うのはこれが原因だったのかと最近気付きました。
羨ましいと思うのは、俺にはもう一般的な普通の事…結婚して子供作ってって事が出来ないからです。

そしてもう一つ。
親父の死に目に会えない事です。

正直、クソ兄貴と住む事を許した親父も兄貴と同罪なんですよ。でも、兄貴と違って親父には育ててもらった恩があります。まぁでも親父は兄貴に家の仕事やってもらいたいと、口には出してませんがそう思ってたはずだから俺がいなくなって丁度いいはずなんですよね。
携帯の番号も変えたし、そのうち除籍した上で相続放棄するつもりなので親父が死んだって連絡すら来ないでしょう。

うん。これでいいんだ。
逃げ出せなかったらそのうち死んでたもん俺。生きる為に出てきたんだ。

今ある漠然とした不安感は消せないかもしれないけど小さくする事は出来る筈だ。それは完全に俺次第でどうにかしなくちゃいけない。

「頑張るぞ」じゃなくて「やってやんよコラ」ぐらいに思わなきゃな。


オチがつきませんが今回はこれで終わらせていただきます。最後まで読んでいただいてありがとうございました。

いいプレイはいい身体からだ。おやすみ。

※うに丸さんスペースでお話させていただいてありがとうございました。

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