フォローしませんか?
シェア
稲尾永静
2024年5月7日 23:54
《コルフェノールの若木》というカードがある。 5マナ2/5で破壊不能を持ち、攻撃時に誘発する能力を持つクリーチャーだ。 誘発型能力の内容は、自分のライブラリ・トップを公開し、それがクリーチャーであったならそのタフネス分のライフを得て、パワー分のライフを失って手札に加えるというものである。 例えば1/4のクリーチャーを公開したなら4点のライフを得てから1点のライフを失い、公開したカードを手
2024年5月6日 20:27
はじめに 以前に《策略の龍、アルカデス》を安く組むという記事を書いた。 重厚(パワーではなくタフネスに等しい点数の戦闘ダメージを割り振るメカニズム)デッキを作るなら《ラサード・イン・バシール》がおすすめという記事を書いた。 ならばその両方を組み合わせれば1つのネタになるのではと考えたので書くことにする。つまり、重厚デッキ初心者向けの比較的安価な重厚デッキのサンプルだ。 ルールは以下の通り。
2024年5月5日 23:53
ぶち壊すっていうか勝手に壊れるんですけども。 《包囲の塔、ドラン》というカードがある。 3マナ0/5の伝説のクリーチャーで、各クリーチャーをパワーではなくタフネスで戦闘ダメージを与えるようにする常在型能力を持つ。 自身も能力の影響を受けるため、事実上3マナ5/5という割とハイスペックなクリーチャーとして振舞う。 このパワーではなくタフネスに等しい点数の戦闘ダメージを割り振るという能力、
2024年5月4日 23:43
普段、EDHをリモートでやっており、その際はライフの表示をスマホのアプリを起動し、それをカメラに映して管理しているのだが、対面だとテーブルの広さの都合で1人のスマホでライフ管理をすることが多い。 自分のならまだしも他人のスマホに触るのはなんだか気が引けるし、画面が狭いのでライフの上下に手間取ることもある。更には公式のアプリに限った話ではないが毒やエネルギー、統率者ダメージなどの管理はライフの上
2024年5月3日 22:00
《生類解放》というカードがある。 異なる名前を持つマナ総量がXに等しいクリーチャー・カードをライブラリからX枚探して手札に加えるサーチ・カードだ。同一のクリーチャー・カードをサーチできない制限がついているが、EDHのルール上、同一のクリーチャー・カードが入ることは基本的にないので気にしなくて良い。 Xが2回参照されているため、やや分かりにくいが、X=1ならマナ総量1のクリーチャー・カードを
2024年5月1日 23:44
役割を埋めるという点では優秀だけどオリカというにはパワーの足りないカードの話。 《包囲の塔、ドラン》を統率者に据えたデッキを作っていて、ループ・ジャンクションのコンボと相性が良いのでは? と以前教えてもらってから、ずっと搭載している。 このコンボの中核をなすカードの中に《ダールの降霊者》というクリーチャーがいる。 ループ・ジャンクションは《ダールの降霊者》のように呪文や能力の対象になると
2024年4月30日 23:07
《嘲る映し身》というカードがある。 2マナのオーラで、エンチャント先のクリーチャーが攻撃すると自分のコントロール下でそのクリーチャーのコピー・トークンが生成される。 トークンは戦闘終了時に追放されるので戦闘中限定の戦力を生成するカードと言った具合だ。 基本的にはイラスト通り対戦相手のクリーチャーにつけて攻撃を躊躇わせる、あるいは相打ちを狙うためのカードである。 何故ならエンチャント先が
2024年4月27日 23:58
《包囲の塔、ドラン》を統率者に据えたデッキを弄っていて、タフネスを生かせるギミックとして、タフネスを参照したライフ・ゲインをするカードを何枚か揃え、ふと思った。 ――これ結構ライフを得るタイミングが違うな? それらのタイミングを並べてみると、1体のクリーチャーのタフネスから結構な量のライフが搾り取れる事実が浮かび上がってきた。 そこで今回はそのタイミングと、そのタイミングでライフを得ること
2024年4月26日 21:49
装備品もオーラも欲しいデッキだと柔軟性が高いと感じた話。 《武器庫の開放》というカードがある。 2マナのソーサリーで、ライブラリーからオーラか装備品をサーチするカードだ。 装備品だけをサーチできる1マナの《鋼打ちの贈り物》がハンマータイムで使われている一方、こちらはサーチ範囲が広がっているものの2マナと重いためか使われておらず、10倍くらいの価格差がある。 実際、装備品に加えてオーラを
2024年4月25日 23:26
《優雅なアンテロープ》というカードがある。 4マナ1/4のクリーチャーで、戦闘ダメージを与えると対象の土地1つを自身が戦場を離れるまで《平地》にする。 更に《優雅なアンテロープ》はなんとクリーチャーの身でありながら我々プレインズウォーカーと同じようにプレインズウォークできるのだ! ……まあ、平地渡り(防御プレイヤーが土地タイプ平地(Plain)を持つ土地をコントロールしているとブロックさ
2024年4月22日 23:59
奇襲性の高いサクり台の話。 EDHのデッキを作っていて、時折クリーチャーを大量に生け贄にする手順を組み込んだコンボを思いつくことがある。 その際、起動に特に制限がなく何度も生け贄にできるカード=サクリ台として特定のカードが思い浮かぶ。 ただ、それらはコンボ始動時に戦場に置いておかなくてはならないため、どうしても警戒される。 MTGのルール上、置いた直後に優先権を渡さず生け贄にし続けられる
2024年4月5日 23:36
《野の源獣》というカードがある。 《平地》にエンチャントできるオーラで、2マナを払うとエンチャント先の《平地》が2/5のクリーチャーになり、「ダメージを与えるたび、その点数に等しいライフを得る」能力を持つ。 また、エンチャント先の《平地》が墓地に行くとこのカードを手札に戻せるため、何度も使いまわすことができる。 ダメージを与えるたびにライフを得る能力って絆魂じゃないの? と思われるだろう
2024年3月28日 23:27
と言っても、攻撃先が白を含む4マナを立てていたら《残骸の漂着》とか《放浪皇》を警戒しろ、ということではない。 EDHRECという、EDHに関するデータが集まっているサイトで、真面目に攻撃するタイプの、白を含む統率者のデッキによく採用されているカードに目を通していると、やたらと《砂への挑戦》を見かける。 外国人は追加でブロックできるカードが好きなのか? と一瞬思ったが、全体に警戒を持たせる
2024年3月24日 22:58
《運命をもてあそぶ者》というカードがある。 3マナ1/2のクリーチャーで、各対戦相手のアップキープ開始時、ドロー・ステップ、メインフェイズ、戦闘フェイズを選ばせ、選ばれた各ステップやフェイズをスキップする。 各、なのでメイン・フェイズであれば戦闘前、戦闘後の両方がスキップされるし、戦闘フェイズをスキップすることを選んだ状態で追加の戦闘フェイズを得てもそれはスキップされる。 対戦相手に選択