実は記憶が定着しやすい勉強方法があった!

ものを覚えるためには、何度も復習するしかない。

まず、記憶が残りやすい時間帯がある。

それは、寝る前。

覚えたいことを書いたノートを用意しておき、寝る前に一度見て、翌朝起きたらもう一度見る。

それだけで、記憶はかなり残りやすくなる。

ではなぜ、寝る前の記憶は残りやすいのか?

起きている時間帯は、五感からひっきりなしに情報が脳に入ってくる。

何かを覚えようとしても、そういう余計な情報が邪魔をする。

しかし、寝ている間は一切の情報が遮断され、覚えたい情報が完全な形で脳内に残りやすい。

さらに人間の脳は寝ている間に記憶を整理するので、その直前に覚えたい情報を与えると、脳に定着しやすい。

人間の記憶については、様々な研究がある。

有名なものに、「エビングハウスの忘却曲線」と「ラッセルの復習曲線」がある。

エビングハウスの忘却曲線は、人間の記憶がどれぐらいのスピードで失われていくかを研究したもの。

それによると、人間の記憶量は、覚えた直後に急落することが分かった。

まらラッセルの復習曲線は、いつ復習すると記憶が定着しやすいかを研究したもの。

この研究では、覚えたての時は、短い間隔で復習した方がよく、時間が経つにつれて復習間隔を長くても大丈夫なことが分かっている。

【二つの研究を踏まえて考えたベストな復習方法】


まず、一度覚えたら20~30分後にすぐ復習する。

その後は、1日後、1週間後、1カ月後という具合に、次第に間隔を空けて復習すると効果がある。


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