食後、すぐ寝るのは〇〇のリスクがある!

一般に食事をして、すぐに寝るのは体によくないと言われている。

これは本当なのだろうか。

ある研究によると、少なくとも食後1時間は起きていることで、脳卒中のリスクが66%低くなることが明らかにされている。

さらにその1時間にプラスして、20分ごとに脳卒中のリスクは10%ずつ低下する。

これは食事をすることによって、変化した血糖、コレステロール、血流が脳卒中のリスクに関係しているからだと考えられている。

脳卒中に加え、逆流性食道炎の心配もある。

逆流性食道炎とは、強い酸性を示す胃液や消化途中の食べ物が食道に逆流して炎症を起こすこと。

胸焼けや胸の痛みを覚え、慢性化すると食道がんにつながる恐れもある病気である。

食後すぐに横になると、胃酸が食道に逆流してしまう可能性が高まる。

食べてすぐ横になる、ベッドやソファーで眠るといった行動は避けた方がいい。

また、食べ過ぎや脂肪分の多い食事は、胃酸の分泌量を著しく増加させるため、逆流性食道炎にかかるリスクを増大させてしまう。

特に夜間は食事内容に気を配った上で、食後から最低3時間は眠りにつくのを避けるようにしたいもの。

逆にいえば、就寝は食事が終わってから3時間以上空けなければならないので、十分な睡眠時間をとるためには、夕食はなるべく早めに始める必要がある。

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