言うほど東京の生活で自家用車は不要か

令和になったとたんにインフルエンザになり、ずっと体調を崩していました。
なんとか出かけられるようになった頃に、色々と買出しをしようと思ったのですが、弱った体に重い荷物は負担が大きく、思ったように買い物できなかったので自家用車について考えるきっかけになりました。

私は、大学時代とある地方都市にいたときでも車を保有していませんでした。
用があるときは10キロくらいあっても自転車で移動していました。
なので今回のインフルエンザが考えるきっかけになるまでは当然、東京圏での暮らしは自家用車不要派に所属していた一員でした。
20代の頃は、このまま東京で一生車を持たずに生きていくんだろうと思っていました。
しかし30代も半ばに差し掛かろうとしている今日この頃、どうやら感じ方も変わってきたようです。

①言うほど公共交通機関って便利か
東京の鉄道網は張り巡らされていて、どこに行くにも電車でいける。そうずっと思っていました。
でも意外と駅から離れている施設ってあるんですよね。
特に温泉・スーパー銭湯。送迎バスが出ている場合もありますが、場所が限定されるので大きく迂回しないと目的地にいけないことも。
また、公共交通機関では言うまでもなく荷物は全部手持ちです。
あれ買って、これ買ってと用事を済ませていると後半の買い物ほどキツくなります。
また、他の店で買い物したものを抱えながら他の店で買い物するのもなんだかちょっと良い姿ではない様に思います。
また、電車って山手線クラスなら5分に1本着ますが、結構待つケースも多いように思います。
特に早い電車が止まらない駅から止まらない駅に移動するとき。特急が通過するのを待ち、急行を見送り、ようやく各駅停車が走り出す・・・。

②家族がいるときの車の役割
今回病気したときに思ったのですが、もし将来家庭を持って、子供がインフルエンザになって、病院に連れて行かないといけない、となったとき、車があるのとないのとでは全然違うなと思いました。
病院だけならまだタクシーで代用もできますが、途中で食料品を買ったり、病み上がりに送迎する際など、自家用車なら融通が効きます。
また、ネットでちょっと話題になってましたが、満員電車へのベビーカーの持込。私はダメだとは思いませんが、通勤時間帯にベビーカーが入ってきたときの空気感はすごく苦手です。ベビーカーを乗せる側には絶対なれないですね。

以上、家族を持つなら東京圏でも自家用車あったほうがいいんじゃないかと思う理由をずらずらと書いてみました。
自分ひとりなら何かしら諦めればなくてもいいんでしょうけどね。
実際一戸建ての家を見てると、結構な割合で自家用車は所有している気がします。
世帯構造別の車保有率がでてないようなのでなんとも言えませんが、都市圏は単身者や子供が居ない世帯が多いので車の保有率が低い、というのもあるのではないでしょうか。

地方と都市の支出の比較で地方は自家用車コストがかさむ、とされることが多いので、比較する際に本当に自分が都市圏に住み続ける場合、自家用車が不要なのか、考えてみたほうがいいかもしれません。

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