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初めて梅仕事をやってみた

小さい頃、自分が小学生の時に、祖父に連れられて、八女の田舎の梅畑にいき、梅を捥いで、梅酒を作っていた記憶が朧げながら残っている。
当時は、梅酒なんて飲めなくてあまり興味も持てず、飽きて側の川でメダカとりをしていたのだが、最近になってスーパーに並び出した梅を見かけ、その記憶がよぎってからか、気になり出して漬けるに至ったわけで。

今でも、お酒は弱いから、梅酒ではなく、氷砂糖と合わせて、「梅シロップ」を作ろうと画策し、ネットで梅を取り寄せて、ヘタをとるなり掃除をして、つけてみると、思いのほか簡単で、漬け終わった瓶を眺めながら、絶対美味しいだろうな、なんて想像を膨らませてみたり。

欲張って、完熟梅と青梅の2種類をつけたりもして、どんな違いがあるのだろうと思っていたのだが、流石に作りだと冷静になり、友人にお裾分け。

だがしかし、完熟梅の香りはとても良くてどこか懐かしくて。もっと早くやっておけば良かったな、なんて思いながら、出来上がる日を待ち望んで、瓶をくるくると揺する毎日である。


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