わくわくに素直であろう
そこは、光と音が満ちていて、驚きと楽しさにあふれている場所だった。
そして、単純な好奇心だけで動くわたしがいた。
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休日出勤した分の半休を取ろうと思ったとき、最近お台場にオープンしたチームラボプラネッツに行こう、と、直感的に思った。その場でネットでチケットをとったのが2週間前。そして今日、カメラを片手に乗り込んでみたら、あっという間に3時間半が経っていて、それでもまだ見落としたものがあるんじゃないかと思うぐらいに、最高に魅力的な場所だった。
触れる。包まれる。飛び跳ねる。見上げる。見下ろす。つかもうと手を伸ばす。ただただ見入る。「童心に戻る」というのはこういうことを言うんじゃないか、と思うぐらいに、単純で純粋な興味や好奇心にわたしは終始突き動かされていた。
カメラを向ける。シャッターを切る。
ひたすらに、シャッターを切る。
でもわたしのカメラの腕では到底追いつけなくて、結局「すごい」「綺麗」「なにこれ」「やばい」「え?なんでこうなるの?」「うわー」と、語彙力のカケラもない感想を連発していた。
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こんな風に、なにも考えずに好奇心と感動に身を委ねる時間は、多分定期的に必要なんだと思う。少なくともわたしにとっては。それは旅に出ることにも近いものがある。足の赴くままに。感情の赴くままに。素の自分を取り戻してゆくために必要な時間。メンテナンス、的な。
心も体も素直なもので、しばらくこういう時間を取ることを怠っていたらちょっと調子が悪くなった。だからこの4月ぐらいから、自分の心が反応したら、とりあえず動いてみることにしている。コミュニティーに入ったのもそう。カメラを買い換えたのそう。イベントごとに参加するようになったのもそう。人とよく会うようになったのもそう。
わくわくに素直であろう。
それが今の、わたしのテーマ。
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