Twitter壊れちゃったらどうする?


どうも琲煎まきです!

皆さんTwitter壊れちゃったら…次、どうしますか?!

ミスキーやらマストドンやらBondeeやらmixiやら5chやらふたばちゃんねるやら魔法のiらんどやらチャットルームやらあめぞうやら…色々と移住先が頭の中をよぎると思いますが、一概に「代わりのSNSを探す」言うにはTwitter民は現在の住処を広げ過ぎたように思います。

かく言うボクも作業の合間にブラウザでTwitterを開いて閉じた瞬間にはスマホでTwitterを開いてしまうぐらいには毒されてしまっているのですが、あの意味もなく情報がなだれ込んでくる「無償の報酬」を経験してしまっては、今更誰も彼もなかなか離れられない物だと思います。

そんな感じで、仮にTwitterがなくなったとしても正直そこまで問題にならないかもと思ってるボクの視点で何か良い感じに思ってる事をまとめてみようかなと思います。INTERNET YAMERO!

※あくまで個人の主観での憶測であり、それらにあまり影響されないようにトイレで籠りながら用を足すついでにでもお読みください。

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Twitterやめろ!

Twitterがサービスを開始し始めたころの思い出としては、「掲示板と違って情報の薄さが目立つなあ」という印象で使用し始めた物でしたが、今となっては一番アクセスしているサービスと言っても過言ではない程に活用するようになってしまいました。

かつて2chが全盛期だったころ、VIP板で「半年ROMれ」を地で行い、むしろ数年間ROMり続けるほどでニコニコ動画でもコメントを書き込まず、mixiで足跡機能に怯えながらサンシャイン牧場でマイミクの畑に虫をまき散らす毎日だったのですが、そこにふと現れたのがTwitterでした。たしかお絵描きサイトのpixivがサービスを開始し始めたのも同じ頃だったと思いますが、当時は様々なサービスが蔓延していてどれも質が高かったので「SNSって交流するためだけのツールじゃね?」といった感じで、TwitterそっちのけでMSNメッセンジャーからSkypeに移行してた記憶があります。

そして、時代が進みニコニコ動画全盛期に突入するにつれてpixivなども盛んになり、アマチュアクリエイターがこんなに隠れてたのか!というぐらいドッと神絵師がイラストをうpしてボカロPが神曲をアップしたりカジュアルに同人即売会に参加する人も増えたりしてネットがにぎわい始めたのも覚えています。何よりオタク文化が表に出始めた頃でしたね。

その時のTwitterの活用方法としてはアニメの実況が多かったように思います。その頃からTwitterでイラストや作品を公開したりして、即売会のサークルカットを公開したりして宣伝する、と言う流れが生まれたような記憶があったかも(うろ覚え)。本来はTwitterでバズを狙うより、pixivやニコニコに導線を張る目的があったようにも思います。あくまで自分の視点なので別の界隈の人から見たら、また違った情景があったとは思いますが。

本来、「呟き」というように共感より勝手に発言する場所だったはずなのですが、交流目的でも活用され始めて、オフ会とかの呼びかけもしてたような気もします。

そんな当時Twitterでボクが取っていたメインの行動としては…フォロワーたちと一緒に只管意味不明な単語をコピペして連投するという荒らし行為でした。もうお前Twitterやめろ!

ツイートを
呟く意味が
意味不明w

現在のSNSの在り方

時は流れて2023年現在。ボクとしてはVTuberとして活動をしており、かつてのうんちみたいなインターネット暴走族の面影はどこにもなく、自身が展開しているコンテンツの宣伝広報や作品投稿、案件を頂いた商品の魅力を伝えたりなど物凄い真面目なSNSの運用をしています。ほかのVTuberさんたちと比べると全然ですが。

そんな感じで世間的にも昔では考えられないぐらいに企業がSNSを活用し始め、広告もテレビ以上に蔓延るようになりビジネスが絡む場所となってしまいました。

ボクは昔からよくインターネットの表現として、「空き地で草野球をしている子供たちが楽しめる場所」が一番過ごしやすいんだと思っていたのですが、現在のインターネットは「空き地が整備されてバッティングセンターが建ってる」ように感じています。確かにちゃんとした施設で球を打つのはいいんだけど、元々ルール無用で遊んでた子供たちはそこでは遊べなくなっちゃったなと。

そして、スマホが普及し若い世代とシニア世代がそれら技術に順応し始め、ある種共通言語を持った者しかいなかった空間に様々な人たちが参入してきて多様性が育まれる世界になりました。

結果としてメディアの宣伝も多くなるし、これまで見なかった陰謀論やいざこざなども表に出始めたので世界変わっちゃったな~と思いながらTwitterを活用しておきながら、実はそこまで本気にせずツイツイしているのがボクの現状です。VTuberでありながらTwitterで全然広報してないのもそんな思いがチラついてるからっていうのもあります。

そこに、Twitterの今回の騒動が絡んできてるものだから、住み慣れてTwitterで賑わってる人々にとってはもう滅茶苦茶な状況になっちゃってるってワケなんですよね。Twitterでコミュニティを形成されてる層にとっては大打撃。ボクらVTuberとしても活動の宣伝の発信場所がTwitterで確立されてしまってるので、今後の展望が気になって仕方がないという感じなのですよね。

なんだかんだで問題が蔓延るTwitterから離れられない心境としては、発信する側もそれを取得する側としても、かつてのmixiや2chのようにTwitterがメインストリームと化してるが故に人が集まり過ぎたという所だと思っていて、それ以上に居心地のいい場所っていうがまだ出てきていないという部分なわけなんですが、果たしてTwitterに取り替わるものは現れるのでしょうか?!いや、無い!

次のメインとなるSNSやプラットフォームは?


……無い…のかも…!?

というかあくまでTwitterが無くなったらという仮定で進めますが、正直無くなるかも微妙な所で、緩やかに衰退してmixiのように存在し続ける未来があるように思っています。土着神のようなインフルエンサー達がTwitterを離れ始めたら最後。面白い人たちが面白い事をしてる場所がTwitterだと思うので、搾りかすも無くなったらローカルコミュニティで交流してる人達だけで集う空間になると思っています。

そんな感じでざっくりTwitterの終焉後をボクの主観で考えると…一つはTikTokやYouTubeのような動画発信がメインとなって文章文化から動画や音声のほうが「最先端」になるのかも、というのも思い浮かんだのですが、そんなのまだまだ後の話かもしれないですね(手のひら返し)。VRCやClusterなどの仮想空間での交流が主流になるのも、一部ではすでに当たり前になっていますがまだまだ一般化は出来なさそう。

でもTwitter次のメインストリームが来るまでのワンクッションとして、YouTubeやTikTokが挟まれると感じていて、面白いインフルエンサーを観に行ったファンたちが次に集う場所ってどこなんでしょう。

以前、インターネットの在り方としてSNSの次はサロン化が流行ると推測していた方がいたのですが、一人が全に対して発信するSNSより一対一に回帰するんじゃないかという読みはボクにもあって、長い目で見るとVRが主流になる遠い未来があるとしたら、VRゴーグルや眼鏡越しに主観で一対一或いは声が届く範囲で話す事になると思うんですよね。結局チープな方面に回帰しそう。(ライブ配信とかはまた別として)

で、話は戻ってインフルエンサーのファン層が次に集う場所としてはファンコミュニティだと思います。YouTubeのコミュニティやチャット欄もある種交流場所であり人の集まる場所なのでそういう所や、ディスコードの個人サーバーなんかも集まりやすそう。つまりディスコードのようなディープウェブが主流のプラットフォームになりえるのでは、と考えました。

そこミスキーじゃないのか!?ってツッコミがあるかもしれませんが、あくまで運営の許容量として多分上限があるように感じます。Twitter民という、おそらく数万数億という人口を抱えるプラットフォームが無くなった時に多様性を持つ群衆が一堂に集まる場所っていうのは今後ほぼ出てこなくて、ジワジワ育まれるものだと思うからそのきっかけとして小さなコミュニティが形成されて大きくなって群衆になるんだと思うんですよね。そういう意味ではミスキーやマストドンはきっかけになりえるとは思っていますが。

でもそこに企業力や資金力が関わってくるとGoogleやMeta辺りじゃないと多分難しそうだと思うしその「GAFAM」のどれかじゃないと持ちこたえ無さそうだし、Twitterのイーロンマスクっていう大金持ちで大きな会社が難儀してるのだからぶっちゃけGAFAMでも難しそうなんだけども、ディスコードならワンチャン持ちこたえてくれるのでは…!?

余談ですがGoogleも実はSNSみたいなのを作ってて、「Google chat」というミーティング機能でディスコのようなチャットをしつつクソデカファイルもチャット欄でやり取りできる神みたいなサービスがあったりするのですが、「メールアドレスを知らないとスペースに招けない」というハードルの高さがあるから知人同士じゃないと活用でき無さそう。結局それもディープウェブ。

スタンプも送れるし100MBのファイルも送れるとかいう神サービスなのに…

で、あればやっぱディスコード。アプリで完結してるしスマホでも気軽に出来るし、ブラウザでも出来なくはない。問題はサーバーが作られ過ぎて特定のサーバーに留まりづらいという点なのですけれど、実はディスコードってサーバー検索できるの知ってました?

左のサーバー一覧の一番下に検索項目アリ

もちろん検索に引っかかるようにオープンにしてるサーバーしか引っかからないのですが、もしこれを日本人がしっかり理解して活用してる未来があるとすれば、カテゴリは分散するにしてもかつての2chのようなサーバーでたむろする事も出来そうかも。実際海外ユーザーは既に使いこなしてるようで、ファンコミュや技術交換用のサーバーで数万人集まってる事もあるみたいです。これワンチャンTwitterの次に考えてもいいのでは…?

現在のディスコードの活用方法としては、Skypeと取り替わったアプリという側面が強いものの、先ほど述べた個人サーバーでのファン交流も含めつつ、将来メイン交流サーバーなどが生まれてTwitterみたいに使う事が出来るとして、割と居心地よい場所になりえそうな気もしています。

何よりTwitterが消えてしまったらたぶんディスコで繋がってる人たちとやり取りすることになると思うし。

民衆の総意…

そんな感じでなんだか勝手に、これまで様々なサービスを活用してきて、現在もTikTok、YouTube、ニコニコ動画、Twitter、Cookpad、note、misskey、Instagram、など使っている感覚からTwitterに代わる物を詠んでみたのですが…ワンクッション置いてディスコードじゃね?と思っています。その次にまさかのVRCも予見していますが、初期の2chみたいにネットで鼻が利く人はそういう所で溜まりこんでディープでドープな文化圏育んでいくのかも説。

そんな感じであくまで「Twitterが無くなったら」で考えてみましたが、ぶっちゃけ残るでしょ!!!!!!!

それでも現状だいぶアンバランスだから不安があるとは思いますが、民衆の総意としては多分まとまらずに、Twitterのような大きな集合知が消えてしまったら各自路頭に迷いながら次のプラットフォームを探して小さなコミュニティ作りから再スタートするのを何となく予見しています。

だからこそ何が大事になってくるのかというと、世間に振り回されずにちゃんと友達を作る事こそが何よりの生存戦略なのかもしれないですね…。

ぽまえら…友達…だよな…?

【終わり】

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