一人居酒屋、行っていますか？
私はぼちぼち行っています。いいですよね一人居酒屋。
以前何処かのエッセイでも言いましたが、カウンターのある鶏レバーと焼き鳥が美味しいお店を見つけて以来ぼちぼちと行っています。
お酒も一番安いウーロンハイ、レモンサワーが200円、ハイボールも300円とお安くいただけます。最高ですね。

一人居酒屋のいいところを上げていきます。
・お酒やおつまみが全て自分選べて独り占めできる
・人にペースを乱されることは無いのでゆっくり飲める
・何かについて「考える」ということに集中できる
・優しくなれる

上の三つはそのままですね。
四つめについて今日はお話したいと思います。

さて皆様、人に優しくしていますか？（突然の啓発系書籍みたいな始まり）
Youtubeやインスタ、ティックトックなど映像系の娯楽が蔓延っているのにわざわざnoteで文字列を読もうとしている奇特な知識欲のある皆様におかれましては、おそらく優しくしたいと思っているはずです。
「できれば人を貶めて上から笑っていたいな」
「人を傷つけてお金を稼ぎたいな」
そう思う人は居ないはずです。
困っている人が居たら助けたいというのが大多数だと思います。
お優しい。
うんうんとうなずいたあなた、非常にお優しいです。
私は他人とわいわいやるより一人で深く考えることが好きな社会不適合者なので、いつもいつも「自分のためにお金を稼ぐよりも、人に役立った結果でお金をもらいたいな」
と思っております。とても意識が高いですね。馬鹿にしてよいですよ。

そんな人間ですから、一人居酒屋なんて思考を深めるために行う行為をすると基本的に何か優しさを与えたくなってしまうのです。
「ロジハラですよそれ」
「正論って正しいけど時には人を傷つけるんですよ」
「先輩って軽くサイコパス入ってますよね」
「人のこと考えるとかしたこと無いんですか？」
これは私の仲の良い後輩から、部下を叱る私を見て言われた言葉たちです。
冷静に考えてクソ野郎で反省すべきですし、それをズバズバ言ってくれる後輩が居たことは本当に奇跡でありがたいことです。（反省して部下にはしっかり謝ったので許して下さい）
この経験が活かされ、私は人に怒ることをあまりしなくなりました。
優しくしたい。
甘やかすのではなく、優しくするのです。

普段は恥ずかしくて言えないけど、多少酔っ払っているので出来ることがあります。
例えば店員さんにありがとうと言ったり、ロック式の駐輪場で困っている方が居たら手伝ってあげたり、募金箱に小銭を入れたり。そんな些細なことです。
一人居酒屋で使っているお店の料理にもわざわざ「美味しいです」と言えます。普段は美味しくても言いません。恥ずかしいので。酔っ払ってるから言えるのです。
つまり「優しさのタガが外れる」のです。
普段できないことを、ほろよい状態なら出来るのです。
お酒は人の本性をさらけ出すものですからね。
だから人は優しくなれる。そういうことです。
少し複雑なのでわかりやすくすると。

・人はみな他人を傷つけたいとは思っていない
・お酒は本性をさらけ出す
・人は酔うと優しさを与える人間になる

こういうことです。
素敵ですね？
こんな理想の世界で生きたいですよね。
ならやることです。優しさは連鎖するものだと私は思います。
優しくされたら、優しくしたいものです。
貴重な時間をnoteを読むとかいう行為に費やす狂った知的な方なら理解いただけると思います。

ーーここまで酔っ払い
ーーここから次の日
ということで今回はそんな優しいエッセイを書きたかったのでお酒をたくさん飲んで書いてみました。
どうでしょう皆様、なんだかすごいことを言ってるようで何かよくわからないことを言ってますね。
三段論法もボロボロですし成り立っているのか不明です。
何より面白くないです。
もっと面白くかけよ。
ウソでもいいからさあ！（エッセイストを目指しているとは思えないくらいの暴言）

ここで教訓です。
「お酒を飲んだら優しさは溢れるが、けしてアウトプットがうまくなるわけではない」。
次からはしっかりお酒を飲まずにエッセイを書いていきますので、どうぞよろしくお願いします。
実験作に付き合っていただきありがとうございました。

エッセイは、シラフで書くのが一番です。
それでは。

おまけ
今まではほろ酔いでエッセイを書くことはあれど、ぐでんぐでんの状態で書いたことはなかったので残しておきたいと思いアップロードしました。
どうでもいいですが、「今日のエッセイは面白くないな」と書く度に「じゃあ普段はめちゃくちゃ面白いんだろうなあ」とハードルが高くなることに気づきました。

……いやあ、今回のエッセイも面白かったですね！