図書館
母は子供の頃、学校の図書館にある本を
端から端まで全部読んだという。
あの語彙力を慮る限り、それが本当のことかどうかはいささか疑問ではあるが
少なくとも、図書館へ通うというところはどうやら遺伝しているらしい。
私には映像や写真を記憶に留めておくことが出来ないという、ある種の記憶障害がある。
そのせいか、物事を捉えるには明文化されたものが必要な質だ。
マニュアル大好き人間なのだ。笑
文字で表現されていることのありがたさよ!
だから、図書館は大好きだ。
いろんな本があるし
出版社を通して出版された本だからこその安心感がある。
少なくとも、出版された時点での事実が書かれている。
時々、貸出カードに出会うのもおもしろい。
たくさんの人に手に取ってもらっているんだな、とか
意外と少ないんだな、とか
年号に時代を感じたり…。
ノスタルジックに出会える。
そこに記されているのは、いつか誰かが読んだという事実。
記憶が記録されている。
記憶障害の私にはそんなのも安心できる出来事だったりもするのかも
しれない。
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