言語の勉強は趣味を絡めるのが一番。YouTube活用法~

何を当たり前な!

そう思われた人もいるかと思います。

でも初の第二言語の勉強を始めた人では自分の趣味をどう活かしたらいいかわからない人も意外に多いはず。

これまでは特定の趣味が他言語で扱われている書籍、映像などを購入するのは苦労しましたが、今ではネットさえあればそんなことに困ることもありません。

特にYoutube, ネトフリなどは言語取得学習者にとってお宝のような存在です。ネトフリは多少言語が限定されてきますが、YouTubeはかなり幅が広がります。

YouTubeの使い方としては、ストレートに習得中の言語のレッスンとして投稿された動画をみるのもいいんですが、それだけではなく、習得中の言語で趣味に関することの動画を検索するのです。

(どんなレベルの人でも挑戦はできますが、おそらく中級くらいの人にオススメな方法です。)

例えば学習中の言語が英語で、料理が好きな人だとします。
その場合、検索BOXに、

「how to cook poached eggs」

と入れると、たくさんのチュートリアルビデオが出て来ます。有名シェフから人気ユーチューバーまで幅広い選択肢が出てきます。

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(住んでいる地域、これまでの観覧歴が違うので検索結果は同じではないかもしれません)

生たまごや半熟卵を恐れたじろぐ欧米人ですが、poached egg だけは対応が変わります。

逆に日本人である我々にはあまり馴染みのない調理法ですよね?

では、poached eggとはなんぞや?という方、poached eggをマスターして友人・パートナー・親を驚かせたい方は是非見てみましょう。


人気のあるビデオのいいトコロは字幕付きな場合が多いことです。

料理を表現する時に使う言葉や、調理方の単語などなど、たっくさんのことが学べます!

言語も学べて、スキル(と言えるのか?)も習得でき、エンタメ度も高く、1石3鳥くらいの価値があるとボクは思います。(Youtubeすげーなー)

・Bring water to a boil (水を沸騰させる)
・A pinch of salt (塩、一つまみ)
・Cling film (サランラップ)
・lovely + 名詞 (イギリス人は
lovely大好き)


などなど、学べる単語・表現はまだまだあります。こういったビデオの中で使われている言葉は和英辞典の訳とは違い、まさに「生きた言葉」なので、そのまま実生活で使っても、ネイティブが首をかしげることもないわけです!

もちろん英語だけではありません。

こちらはフランス語バージョン!

フランス語ではL'oeuf pochéというんですねー。

フランス語学習者のみなさんどうですか?知らない表現や単語、習得できましたか?

お次はロシア語で!

Яйцо пашотと言うんですね。にしてもこの人、めっちゃ早口に聞こえる!

もちろんエストニア語でも学べます!

 エストニア語ではPošeeritud muna。

卵をのせるフツーのパンが黒パンになってたところがなんともエストニアらしい。w

メジャー言語からマイナー言語まで、YouTube恐るべし・・・


あれ?そういえば日本語ではなんて言うんだろう?


答えは・・・・


ポーチドエッグ


でした。(ローマ字読みかい!)


「落とし卵」という言葉は存在するようですがあまり使われてないように思えます。

調理法というよりは技の名前っぽいですよね?

日本語を勉強している人にはポーチドエッグよりも、「アノ」国民的料理を是非学んで欲しいですね。

そう・・・


TKGです。


・TKG(たまごかけごはん)
・そしたらですね
・調味料全部ぶちこんで混ぜる

などなど、これまた教科書には載ってない生きた日本語の数々を学ぶことができるのです。



こうしてみると、言語を学ぶのに教科書なんて要らなくなってきそうです。

文法がしっかり学べる教科書ひとつさえあればあとはオンラインでなんとかなってしまう。。これを良いことと捉えるか、悪いことと捉えるかは見方次第ではありますが、率直に、おもしろい世の中になったなぁと思います。


記事を書いてたら物凄くTKGが食べたくなってきた。。。

でもこっちの卵を生で食べるのはちょっと恐い。。。よほど新鮮なものじゃないとなぁ、、、


仕方ないから明日の朝食は落とし卵にしようと思います。


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