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#102 -世界の接客レベルを感じるあるある。

海外に旅行に行ったことがある人ならお気づきかもしれませんが、日本のサービス業の接客レベルは異常に高いです。「いや、そこまでしなくても、、、」と思ってしまうこともしばしば。。

久々に日本に帰ってきてスーパーに行き、レジの店員さんが満面の笑みできれいに手の甲を重ねてお辞儀をしたときは、「アレ?三ツ星ホテルにでも迷い込んだか?」と、周りを見回したくなるほどだった。

エストニアの大手スーパーのレジでの従業員の接客対応はテキトウな場合が多い。まず、無表情+挨拶なしは朝飯前。量り売りの野菜、果物を自分で量って値札をプリントするのを忘れたときはレジの人がハッキリとこちらに聞こえるように、「ハァ••••」と、溜息をつくこともある。

店によってはレジで量って値段を計算する場合もある。

小銭、小さなお札がなくて500百円以下の商品を50ユーロ札で払おうとしたら、(一応申し訳無さそうに差し出したのだけど)「Seriously?? (マジでぇ??)」と言われたこともある。

もうここまで来ると逆に面白くて笑ってしまう。「マジでぇ??」と言われたことに対して「マジでぇ??」となってしまう。

また「今日が人生で一番最悪な日」と言わんばかりの顔でレジ打ちを投げやりにやっている人に遭遇すると、その対応に対してイライラするというよりは好奇心の方がくすぐられてしまう。

•もしかしたらこの人は本当に今日が人生で一番最悪な日ナノカもしれない。

•もしかしたらこの人は家族のために働かなくてはいけなくて、行きたかった大学にもいけず給料の9割は家計のために使われ、自分の欲しいものは一切買えないのかもしれない。

•あの溜息をついた店員もボクの前に50人くらい同じミスをしたひとがいたのかもしれない。


おそらくそうではないのだろうけど、可能性はゼロではない。

今でも忘れられない出来事がある。

ある日、こちらによくあるキオスクで買い物をしたときだった。

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こんな感じのちっちゃな売店。

小さな窓口からおばさんに「◯△と◯✕を1つずつください」とお願いした。おばさんは◯△と◯✕をとりに窓口から離れたのだが、その直後に◯△がもう一つ必要なことに気づいた。おばさんが◯△と◯✕を持ってきたので、申し訳無さそうに、「スミマセン、◯△をもう一つお願いします。」と言ったら、おばさんは血相を変えて、「%$!!†2®₹~¿®®🤬®®÷°`´;¥€•$^?!!」と20秒くらいロシア語で怒鳴り散らされた。。

(エストニアの人口の30%近くはロシア人です。)

キオスクの前で立ちすくむボク。頭の中には一言。

Why?

なぜおばさんはここまで怒ったのか?

◯△がおいてるとこまで戻って帰って来るのに10秒もかからなかったよね?

てかキオスクだから3mも歩いてないよね?

このとき時ほど「ロシア語が喋れたら••••」と思ったことはなかった。もちろんおばさんに文句を言うためではなく、何がおばさんをあそこまで怒らせたのかが知りたかった。

「なんで最初から◯△が2つって言わなかったんだ!」は5秒もあれば言えるはずだから、残りの15秒は何を言っていたのか? ということが気になって仕方がなかった。

もしかしたらおばさんは足の手術をしたばかりで窓口の椅子から降りて数歩歩くだけでも激痛が走るのかもしれない。

だったらあの怒り方にも納得がいく。(いや、それでもお客さんに怒鳴っちゃァいかんか)


なんか海外に住んでいると許容範囲が広がる気がします。w いちいち日本のレベルで対応していたらイライラして仕方がないはず。

また基本こちらの人はスーパーのレジ打ちの人への期待なんてないし、笑顔での挨拶やスモールトークなんて望んでもない。レジ打ちの人は商品をスキャンして会計だけすればいい。と思っているはず。

だからたまに笑顔で挨拶する人やちょっとした"余計な会話"をする人に遭遇すると逆にびっくりしてしまう。

ア、あとこれはエストニアだけに限られたことではないのですが、日本人である以上の宿命。それは、、、

ID見せてください。

のセリフ。

お酒を買うときは今でもドキドキしながら買ってます。ww 最後に言われたのは去年だったかなー?

いやいや、もう3X歳やから!

短髪のときはIDを求められる可能性がグンと上がります。何歳まで言われるかなー?コレ。


どうでしょう? あなたは海外でこんな対応をされてびっくりした! ショックを受けた! というようなことはありますか?

経験者の方はどうぞコメント欄であなたの体験をシェアしてください!



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