素人短歌劇場 9月編

残暑厳し過ぎませんかね……
秋っぽい色の夏服でこの残暑を乗り切ろうとしている恵洲英知です。10月入っても半袖にエアリズムパーカー羽織ってるなんて思ってませんでしたよ。

なかなか気持ち悪い万年筆沼と宮舘沼の話を連続で書いてましたが、今回はタイトル通り、通常運転の素人短歌のまとめです。

9月はね……サボり倒してました。
10月はもうちょっと詠みます。
って毎月言ってるような。
とにもかくにもどうぞ。

足元に日差しが刺さり痛いほどもう9月やで手加減せんか
(残暑本当に厳しかった時の歌。本当に痛かったです)

風だけだ空も雲まで秋遠く急がなくてもまだ夏はいる
(お題「急」。9月のくせにもっくもくの入道雲と澄み渡るような青空じゃねぇか!と思って)

新入りの万年筆は金魚色水槽の外ページを泳ぐ
(金魚柄がペン先に入った赤い万年筆とインクとノートのセットが買えたのが嬉しくてつい)

心身が焦げ付くような真夏の日全部を連れて月へ帰った
(秋の訪れと中秋の名月を過ぎた日。なんでこんなロマンチックなやつにしたんだ?)

フェチと聴き思い出すのは声ばかりいつものテナー滲むバリトン
(お題「フェチ」といえばこれでしょ)

真夏とは異なる虫も鳴いてるがたのしい歌はまだ消えゆかじ
(虫の声を聴きながら扇風機をかけ、秋になりきらないねーと思った日。下の句は「秋の歌」日本語訳をもじった)

秋が来たのか来てないのかどっちやねん!って歌ばっかりですね。
実際そんな感じだったからしょうがないじゃないですか!
今月はもっと秋な感じの歌が詠めたらいいですね……!

#短歌 #tanka

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