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コーチングが機能するために最も大切なこと

コーチングのセッションで、
クライアントさんの悩みやモヤモヤ、
課題が解決されたり、
自分が今何を大切にしてどうありたいか、
そのために何をしたらよいかに気付いて行動に移せたり、

「人生がより良い方向に進んでいる」

と感じていただけるために
最も大切なこと。

それはいくつかありますが、やはり一番は


信頼関係と心理的安全性

です。

クライアントさんから見たときに、
この人なら安心して自分を出しても大丈夫
受け止めてもらえる」と信じられることが大事です。

会社の中でも、

・信頼していて、安心して何でも話せる上司
・信頼はしてるけど、本音は言えない上司

など、色んなタイプの人がいると思います。

コーチングは、仕事と違って、
予め定義された成果を出すことだけが目的ではありません。

そのため、後者のように
クライアントさんが本音を話せない関係性(※1)だと、
コーチングが機能しないか、効果が出にくい。

(※1 誤解がないように補足しますが、「すべてを話さないといけない」ということではもちろんありません。話したくないことを話す必要はないですし、事柄の詳細など話したくない部分は開示せずに、感情のみにフォーカスして扱うことも可能です)

「オートクライン」と呼ばれる、
自分で言った言葉を自分で聞いて、新たな気づきを得たり
問いに対する答えを答えているうちに、さらに自分の思考が深まる、
といったことがセッション中に起こるのですが、
それも、心理的安全性があるからこそ。

「こんなこと言ったら変に思われるかも」
「考えがまとまってないまま話をしたらだめ」
とか、そういう心配をしなくていい、
否定も肯定も評価もせず、
「ありのまま」を受け止めてくれる人。

それがコーチです。

じゃあ、どうやって
「信頼関係と心理的安全性」
を作るの?

というところですが、
自分がコーチとしてできることは、
自分の人間性や人となり、会話の仕方などすべてを
こういった文字や音声での発信活動を通じて出していって、
1on1のセッションで相性を見てもらうこと。

その上で、信頼できるコーチだと信じてもらえるかは、
最終的にはクライアントさんの判断。

結婚でいえば、プロポーズするまでに、
相手の様子を陰から見たり、二人で会って会話をしたり、
この人となら結婚したい、結婚後のイメージも想像できる、
となったときに、プロポーズをして、Yesをもらって、
結婚が成立するのと同じ。
(もちろんYesにならない可能性もある)

恋愛や結婚では、
つきあい始めや初期段階は、
まだ少しぎこちなかったりしますよね。
でも、だんだん互いのペースや歩調を合わせながら、
関係が深まっていくのと同じように、

コーチングも、セッションを
2回、3回と重ねるごとに、さらに信頼度が増して
より深い本音や悩みも扱える(話せる)ようになるものです。

なので、互いに共感することが多かったり、
自分と相性が合うな、信頼できるな、
と思うコーチを見つけたら、
自分だけの思考の枠や思い込みをはずして、
自分の行動パターンが変わるところまで行くためにも、
最低6か月は継続的なセッションを受けることをお勧めします。

ということで、本日のまとめは、

・コーチングが機能するために最も大切なのは、信頼関係と心理的安全
・セッションを重ねるごとに、信頼性や心理的安全性は増していく

でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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