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【就職/転職】インフラエンジニアについて学生さんからの質問に回答

はじめに

TwitterのDMで学生さんから就職の相談やインフラエンジニアについて質問があったので、私の考えを回答しました。
きっと同じ様に悩んでる人もいると思うので、参考になればと思います。
※個人の意見ですのでご容赦ください。

Q1.残業は多い?

学生:できるだけ残業をしたくないのですが多いものなんでしょうか?

私:残業の有無は運の要素か結構あると思います。ベテランになってくると自分で時間調整出来るのですが、若手は現場次第ですね。
とは言っても昔みたいに凄い残業するなんてことはなく、どの会社も最大40時間/月ぐらいだと思います。

Q2.就職に大学は関係ある?

学生:地方出身で有名じゃない大学ということもあり就職が心配です。

私:確かに一流企業だと有名大学が多いですけど、大学のせいで就職できない何てことはないかと思います。

Q3.資格は何を取得すればいい?

学生:就職前に資格取得も考えていますが、どこから手を付けていいのかわりません。

私:学生に業務スキル求めてる会社は少なく、入社後研修やOJTが一般的だと思います。
差別化という観点だと業界勉強や企業勉強する方が優先かなと思います。
資格ならCCNAかLPICかAWSですね。簡単でニーズが高いのはAWSです。

Q4.結局何を優先すればいい?

学生:資格について調べたらiパスや基本情報を取っていると良いと書いてあり今勉強しているのですがAWSを取ることを優先したほうがいいですか?

私:企業が求めるのは業界や自社のことを知ってるかなというのを見てるので、それを優先するのが良いかと思います。資格で優位になりたいならなら他の人が持ってなくて、でも実用的な資格が良いかなと思います。
iパスや基本情報とかはみんな持っているし、業務で使えないので、魅力が低いと思います。
もちろん持ってないより、持ってる方が良いです。

Q5.インフラエンジニアの魅力は?

学生:インフラ系の仕事は将来的にもなくならず、縁の下の力持ちのような存在に魅力を感じてますが実際に働いてみてどうですか?

私:私も同じイメージを持ってますし、実際にそうだろうと思います。
少し一般のイメージと違うのはインフラエンジニアはプログラマーみたいにPCと向き合う時間より、エクセルやワードなどのドキュメントを作ったり、打ち合わせをしたり、議論してる時間が多いですね。
メリットは技術革新がそれほど多くなく、一度覚えた技術を長く使えます。
デメリットはインフラエンジニアとしての技術範囲が広いです。なので幅広い知識が必要になります。あとはIT系の中でもコミュニケーションがとても重要なので、苦手な人は大変だと思います。

Q6.コミュニケーションはどこで使う?

学生:コミュニケーションや議論とは、環境構築とかのときにはなす感じですかね?

私:常にコミュニケーションが必要です。
チームで仕事をすることが多く、例えば上司や先輩から仕事を依頼されたときに、相手の言ってる意味を正確に理解したり、自分の分からないことを質問するときに的確に質問するとか、構築/設計/要件定義でも誰かと話をして決めます。
なので常に誰かとコミュニケーションを取ります。

Q7.スクールや専門学校に通い直した方がいい?

学生:大学でインフラ系の勉強できる研究室がなく大学行く意味がわからなくなっているんですがスクールに通い直したり専門に入り直すことは就職の観点的にはやめたほうがいいですか?

私:大学を辞めるのはお勧めしないです。
就職するなら、新卒は高い価値があるので、可能なら卒業後に直ぐに就職が良いかと思います。
新卒にIT知識を期待する企業は少ないです。
ただ未経験からの転職ならスクールに通うのは選択肢として良いかもしれません。

Q8.就活の面談で何をアピールすればいい?

学生:就活の面談時のアピールで迷ってます。
インフラエンジニアを雇う企業側はこのような強みがあると向いていると思うなどという事項あれば教えてほしいです。

私:企業の思考性によって話す内容は変わってくると思いますが、私が一番欲しい能力は論理的思考とコミュニケーション能力ですね。

難しいのは、自分で論理的思考とコミュニケーション能力があります!という方はそれを直接的に伝えることしか出来てないので、そもそも能力が高くないと思ってしまいます。

Q9.論理的思考やコミュニケーションはどうアピールすればいい?

学生:計画性があることをアピールしようと思ってました。その中に論理的思考やコミュニケーションのアピールを入れるのが難しです。

私:私は採用面談するときに、学生が何を伝えたいと考えて、その話をしているのかとそれが伝わる言い方が出来てるかの観点で見てるので、内容自体は気にしてないです。
つまり自分の考えを論理的に相手に伝わりやすいように伝えられるかを見てます。

自己分析や自身の発言を論理的に相手に伝わるように説明することで、間接的に論理的思考とコミュニケーション能力が高いことをアピール出来ると思います。

最後に

インフラエンジニアに関わらず就活の面談は迷うことも多く、緊張もすると思いますが、企業は緊張している学生に悪印象は無いので、緊張しても大丈夫です。
深呼吸して面談に挑みましょう!

面談で落ちると落ち込みますよね。
そして何が悪かったのか考え、自分自身が悪いと勘違いをして、自身を偽るようになってしまうかもしれません。でもそれは間違いです。

話す内容を工夫したり、自己分析をもっとしっかりやるのは良いのですが、自分らしいことを大切にして欲しいです。
自分を偽り、就職しても企業の思想と合わずにすぐに辞めてしまい、結果的に自分にも企業にもマイナスになってしまいます。
自分らしさに気付き、自分らしさをアピール出切ると良いですね。








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