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「本の力」御礼。全ては『Dark Horse』から始まった。2023年「本の力」年間ベストセレクション。惹かれる本は私をうつし出会う本が私をつくる

「本の力」御礼。(本の力とは私が主催する、本をドラマチックに紹介するイベント)

1月6日に、伊丹のブックランド・フレンズ&zoomにて「本の力」を開催させていただきました。
ご参加いただきました皆さま,誠にありがとうございました。
おかげさまで、史上最高の「本の力」となりました。

翌日の、新大阪から東京に向かう新幹線の中あたりから、頭が呆然としてしまい、何も考えることができなくなっていました。
頭の中の全ての言葉を吐き出したしまったかのように、空っぽでした。
まるで「あしたのジョー」の最終回、力石徹との死闘の末のシーンのように、新幹線の椅子の上で、矢吹丈になっていました🤣

ところが、
翌朝目覚めてから,いつものように体幹チューニング(10年以上続けている体のブレを戻すメソッド)をやっていました。
すると、突然頭に言葉が溢れ出してきました。

以下は、それを逃すまいとスマホの音声入力アプリを使って書き取ったものを加筆修正したものです。
話し言葉が多く、やや読みずらいかもしれませんが、今回の「本の力」のお礼の言葉に変えさていただきます。

「生産的読書ノート」(伊丹にあるブックランド・フレンズのみで購入できるノート)をやることによって、自分の緑(みどり)線的なもの、つまり、感情・ひらめき・思いつき、などを引き出すことができるようになったのだ。
《注・緑線とは齋藤孝が発案した三色ボールペンの緑線のことです。青がまあまあ大事,赤がすごく大事、そして,緑が自分がなんとなく気になったところ,で線を引く、という読書法》

(ここで話が飛びます)

なぜ「本の力」をやらなくなったかと言うと、ネタがなくなったのだと思っていたのだ。

そもそも,私の「本の力」は、群ようこさんの『鞄に本だけつめこんで』の本の紹介方法を真似して、うまくいっていたんだけども、それは自分の自虐ネタと本の内容をクロスさせるやり方だった。
笑いをとりながら,紹介する本に誘導する、というものだった。

でも、コロナ禍で人に合わなくなってからネタがなくなった。
人と人とのドラマに、本とつながるものを見つけ、そこから話を発展させることに面白さを感じていた。だから人と会わなければドラマが生まれない。つまりネタがない。

ところが生産的読書ノートと言うのは自分の中の宇宙(自分の感情)を引き出して、それを語ることになるから、誰ともダブらないし、誰にも真似できない。だから読めば読むほど緑🟢線が引けて、そこから自分だけの宇宙を引き出せる、だからすごいだと思った。

それから、本の力をやらなくなった理由に自信喪失がある。読書普及協会理事長をうまくやることができなくて、やめてしまった。それが劣等感につながった。劣等感をまた自分の中に植え付けてしまった。
私は経済的にも社会的にも成功できなかった。
そんな自分が人前で何を偉そうなこと言ってんだって思われるのがおそらく怖くてできなくなったんだと思う。 

実績のない人間がいくら何を言っても説得力ないだろうと言うふうに考えたのだと思う。
しかし今はそんなこと言ってる場合じゃないなって思っております。

なんでかって言うと、世の中が今とても大変なことになってきている。戦争や天災など、私が生まれてから初めてといっていいぐらい、大変なことが続いている。

世界は今不安に満ち溢れている。心がぐらつきまくっていると思う。おそらく明るい未来を描いて生きている人の方が少ない気がする。
こういう時こそ本を読んで自分の心をしっかり保つということは大事なんじゃないか。
どんなことがあっても、立ち上がって前向きに生きていくということが必要なんじゃないか。
本や言葉は人間にその力を与えてくれるものだと信じている。
だから「今こそ本の力」だと私は思っています。
その読書をするにあって、より楽しく、より活性化される、とてもユニークなノートと出会った。

それが『生産的読書ノート』である。

生産的読書ノートの良いところ。
本との合体で本も自分の人生も10倍楽しくなる。
チャットGPTやAIやそういった文明の利器の力に負けない、個人の力を引き出すことができる読書法を強力に補助してくれる。
自分も救うし、社会も救う。それが生産的読書ノートには備わっていると私は思っている。

これで自分の人生が無駄じゃなかった、というか無駄にならないですんだ。
しかも一生使える。
自分の人生があらためて「本の力」のネタになると思えるようになりました。

理事長を辞めてからずっとずっと自分の人生が無駄だったじゃないかって思っていた。
結局俺には何も成すことができなかったんだと言う思いがいっぱいありました。
ただ、こんな人生でも何か人の役に立たないかなぁって、ずっと考えていました。

でもさっき書いたように、何にも実績のない奴が、何言ってんだって言われるだけだろうから、「本の力」はできなかった。

でも、そんなことないなって思いはじめた。
この緑線から引き出したものは、誰も知らないことだ。Googleで検索しても出てこない。chat GPTでもつくれない。そのネタを、人に受け止めてもらえるような面白い話にすればいいのだ。
小話つくるのは大好きだ。


やってること自体楽しいし、その楽しく引き出したものを「本の力」で喋ることで、きっと誰かの人生にささやかなヒントになるかもしれない、もしかしたら、人生で悩んでいる人に何か役に立てるかもしれない、本を読んでみたいと思ってくれるかもしれない、と言う可能性をこの上なく感じ始めている。

そうなるとやっぱり、やり続ける原動力にもなる。自分の好きなことをやって人の役にを立てると言う、まさに自分が求めていた生き方がここにあった。これは自己理解プログラムをやり、その結果欲しかった答えでもあった。(株式会社ジコリカイのプログラム)

やっぱり自己理解プログラムが目指すように、自分が本当にやりたいことを見つけると言うことも好きだけども、それ以上にやっぱり本を人に進めたいんだ「オレ」は。

本を読んで欲しいんだ。みんな本を読んで心豊かに人生を過ごしてほしいんだって思っているのが、本当の本当の心の底からの気持ちのような気がしております。
その気持ちをもとに、これからの人生を生きていきたい。
しかしまだ、具体的な形はっきりと見えてはいない。

まだそれが自分の、本当にやりたいことなのかは、ハッキリしない。
そのしっぽの端っこを掴んだばかりなので、これから色々と試しながら模索していきたいと思います。

ですので、今回の「本の力」は、佐伯の新たなる展開が始まるきっかけになったと感じています。

ご参加いただいた皆さま、ほんとにほんとに心より感謝申し上げます。

そして、この機会を与えてくれたこんぶさん(ブックランド・フレンズの河田店長)、そして、私をこの舞台へと惹き寄せてくた『惹かれる本は私をうつし出会う本が私をつくる』を書いてくださった、まつむらゆうこさんに、深く感謝申し上げます。
さらに、生産的読書ノートの普及隊長のつるちゃん、にも深く感謝します。あなたの情熱的なnoteでの紹介文に刺激を受けました。

そして、最後に、この3年間迷走を続けた私を見捨てずにずっと「本の力」に付き合ってくれたJapan(郷ひろみ似のイケメン)にも感謝申し上げます。
あなたがいなければきっと「本の力」をやめていました。
あっ、やばい、これタリーズで書いてるんだけど,涙が😢

最後まで読んでくださり,ありがとうございます。

新たな年が皆様にとって希望に満ちた素晴らしい一年となりますよう心からお祈り申し上げます。

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3年前にこの本と出会って人生が変わり始めていた。

これを繋いでくれた本

そして、今年はじめにこれをさらに強化してくれた本

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