頑張れ!明徳義塾高校!

いつも甲子園の時期に思うことだが、何故高知県民は明徳義塾が甲子園で活躍しても喜ばないのだろう?
何故応援しないのだろう?
もちろん、これは全員では無いが、こういう高知県民は意外な程多い。

理由を聞くと必ずと言って良い程、
「明徳義塾の選手には高知県民がいないから」
という回答が帰って来る・・・。

いやいや、明徳義塾の選手達は高知県民ですよ。
出身県は違うかもしれないけど、全員高知県に住民票を移した立派な高知県民ですよ。
これからの高知県を担うかもしれない、立派な高知県民ですよ。

「よそ者」と思うかもしれないけど、いつまでも「よそ者」扱いをしてると、せっかく夢を抱いて高知に来た若者が、高知を嫌いになったまま県外に出て行ってしまいますよ。

あと、明徳義塾出身で有名になった選手だけを褒め称え、高知と縁がある、と喜ぶのはフェアじゃないと思う。
明徳義塾に在籍している生徒全員は高知県民であり、卒業生全員も高知と縁がある人達です。
「高知県出身者」と「高知県在住者」と「高知県在住経験者」は区別せずに、全て高知県と縁がある人として扱うべきでは無いだろうか?

短い期間かもしれないけど、大切な青春時代を高知で過ごす明徳義塾の生徒達を、もっと高知県民として迎え入れてあげたらどうだろうか?
将来、生徒達は故郷や都会に出て行くかもしれない。
だからこそ、高知の良い印象を残してあげるべきではないだろうか?

高知は少子高齢化により、全国に先駆けて人口減少が始まった県。
地産外商や観光客の誘致や移住の促進は切実な課題。

だからこそ、明徳義塾の生徒達が、いつか高知に戻りたくなるような環境を整えるべきでは無いだろうか?
「よそ者」を「高知県民」として暖かく迎え入れる必要があるのでは無いだろうか?

実は、オイラも元々「よそ者」だったから、今の状況には凄く違和感があるのです。
これは「よそ者」にしか解らない感覚だと思います。

高知県では、せっかく県外から来た中高生や大学生も、卒業すると殆どが県外に出て行ってしまいます。
理由は簡単。
高知県は「観光客」にはとても親切だけど、「移住者」にはとても厳しいからです。

とても勿体無い状況です。

「働く場所が無いから」と言う人達もいますが、無ければ作ったり紹介すれば良いのです。
今の高知県は少子高齢化と人口減少により、後継者や従業員が慢性的に不足している状況になりました。
県民に愛された老舗店が次々と閉店している状況です。
「働く場所」は山ほどあるはずです。
なのに、せっかく高知県に来た若者達を県外にそのまま流出させて良いのでしょうか?

高知県民には、恐らく無意識なのだと思いますが、高知県出身者で無ければ「よそ者」という意識があるのだと思います。
もちろん、県外に良く行かれている方や、県外で就職した経験がある方は、「よそ者」でも「仲間」として暖かく迎え入れてくれます。
そうで無い場合は、特別な地位や肩書きや名声が無い限り、無意識に「よそ者」扱いをしているのです。
中には、「よそ者」でも短期間で高知に馴染む人もいますが、それは非常にコミュニケーション能力が高い人だと思います。

私も県内で就職活動をしていた頃に、「出身が大分県なのに何故高知に住みたいの?」とか「何故高知県で就職したいの?」とか「土佐弁は話せるの?」とか、根掘り葉掘り聞かれました。

学生時代にも、友人や知人から「早く高知を出たい」という話をよく聞きました。

実は、オイラも高知県に馴染むのには、かなり時間がかかったのです。
未だに「何故高知に来たの?」と聞かれることがありますが、さすがに慣れました(笑)

県内、県外という言葉は都会では殆ど使いません。
何故なら、居住地と勤務先・登校先が県を跨いでいることが多く、県境の意識も希薄だからです。

県の文化や特色を守ることはとても大切です。
しかし、「よそ者」に高知の文化や特色を暖かく教えて「高知県民」にする事も大切では無いでしょうか?

早く高知県民になりたいと努力をしている移住者もいます。
高知県民になることを諦めて県外に出て行く移住者もいます。
この季節は特に「よそ者」が頭を抱えて悩んでいる時期だと思います。
本人達にとっては切実な問題だと思います。
何とかならないのでしょうか?

と、甲子園のニュースを見る度にオイラは思うのです。

うーん。
凄くまとまりの無い文章になったなぁ・・・。

とりあえず・・・

頑張れ!
明徳義塾高校!

#頑張れ明徳義塾高校 #ここが変だよ高知県 #明徳義塾高校 #甲子園 #スポーツ #高知県 #高知県民 #エセ高知県民 #県民性 #よそ者 #移住

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?