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ワクワクはボーナス、平穏を積み重ねたい

30代半ば、「40歳」という文字が少しずつ近づいてくるにつれて感じることがある。それは、ワクワクするハードルが上がっている… ということ。

今までさまざまなことに手を出してきたけど、だいたい「次はこれだ」とピンときた。しかし、ここ1年くらい「次のプロジェクトはなにをやろう」と考えていたところ、なかなかうまくいかず。

年齢を重ねて、経験を重ねていくことで、物事への新鮮味が薄れてくるのだろうか。「年をとるということ」という言葉がふと浮かんだり。

もちろん、「これだ!」と思うものが見つかり、ワクワクしながら取り組んでいけることは素晴らしいことだと思う。そういうものが見つかるなら、その現象と感情を全力でウェルカムしたい。

でも、これを目指した結果、ここ1年くらい「うまくいかない」「なにがいいんだ」と悩んだりしたから、「もうこれだけやって見つからないんだったら、違う方法を探そうよ」と考えるようになった。

ワクワク、熱狂、熱意、熱中。そういう言葉が近くにあったのが20代から30代前半だとしたら、これからは少し離れて、「平穏」を見つめようと思っている。

ワクワクすることは、ボーナス。ワクワクできたら、最高。でも、ワクワクできなくても大丈夫。

そんな気持ちで、Etsyショップのプロジェクトに取り組んでいる。デザインするのは楽しい。けど、なんというか「楽しいかどうか」より「積み重ねよう」という意識が強くなってきているかも。

なんとなく、前に進んでる。なんだか、できちゃってる。わるくないんじゃないか。いいじゃんいいじゃん。このままやっていこうか。そんな感じ。

ワクワクすると、「こんな景色が見たい!」と期待もするのだと思う。繰り返すけど、それはぜんぜんわるいことではないし、そういうふうにまた取り組めるのであれば、それは最高。でも、ちょっとシフトチェンジしないと。

ワクワク期待するよりも、自分の「暮らし」と「プロジェクト」をうまく溶け込ませるというか。熱意よりも、平穏を。平温のままで、平穏を積み重ねる。たまに、微熱になったっていい。

「やりたいこと」と「仕事」が一致することがあるという、ある種の呪縛から解かれようとしているのかも。やりたいことより「できること」「やるべきこと」。この2つを大切にしながら、平温で取り組み、平穏を積み重ね、ときどき微熱になったりする。

もしかしたら、ひょっと「これがやりたい!」となるかもしれない。でも、期待はしない。もしそうなったら、それはボーナス。それが見つからなくても、ぜんぜん大丈夫。大切にしたいのは平温、平穏、日常。

自分のなかで価値観がちょっと変わっていこうとしている。この感覚をもうちょっとつかんでいきたい。今年の個人的キーワードは、平温と平穏。

#今年学びたいこと

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