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「大富豪からの手紙」を読んで旅へ出た #3 ▶️第1の手紙 [偶然]

さっそく大富豪からの第1の手紙【偶然】を読んでみた。

(省略)
"「どんなことが起きても、それは自分を幸せにするために起こっている」という感覚を、この【第1の手紙】で伝えたい。" (※1)
"「偶然に起きることはないし、偶然に会う人もいない」" (※2)

第1の手紙では、これまでに起きた出来事や出会った人々など、偶然に生じたと皆が思っていることもそれは深いところで縁で繋がっていて、その人に必要なことだから用意されているものなのだと理解した。なぜなら、あとで振り返った時に、複数の偶然の点が線に、もしくは線が面に見えてくることがある。そして、自分にとって本当に必要なことの場合は、自分に対しその偶然に気付かせようとする仕掛けが2回、3回と訪れる。

これは、僕もオーストラリアに1年間滞在した時に体験的に学んだことの1つ。偶然のような出会いが毎日のように溢れていたが、その出会いが後に仕事を見つけることに繋がったり、また新たな人との出会いに繋がったりと、様々なことが連鎖して起きることが多々あった。当時はその連鎖の感覚が本当に面白くて、偶然のような出来事を逃すまいと、出会った人に遊びに誘われたら用事がない限り絶対に断らないということをマイルールとしていた。ゲストハウス、カフェや図書館にいる時も、ビビッと来た人にはとにかく会話を作るチャンスを伺うようになった。日本に
帰ってからも続けていることは、とにかく「直感」に身を委ねて、人との出会いや出来事をどうやって掴み取れるかを意識していること。

さて、今の僕にはどんな"偶然"が起きているだろうか。
先日、会社で仕事をしていた時のランチタイム、いつものように食堂でご飯を食べ終わると僕は1人カフェスペースでコーヒーを飲んでいた。すると、後ろから同期の男の子が1人話しかけて来てくれた。会社でも頻繁に会うことはないが、"偶然"その日は休憩時間がズレたらしく、僕を見つけてくれたらしい。そして、彼は広島出身で、来週広島の実家に帰る予定だと言う。

同期とは、たわいもない会話をして解散したのだが、先日インスタグラムを見ていて、オーストラリアで出会った友人がもうすぐ日本に一時帰国して"広島"の実家に帰省すると発信していたのを思い出した。彼女に連絡をしてみると既に広島に帰省しているという。今週末の予定を確認するとそれほど予定は無いそうで、勢いに身を任せて会いに行きたいと伝えた。そんなわけで、前日に広島行きを勢いで決め、5時間かけて新幹線で広島に行くことを決めた。

今思うと、偶然いつもと違う時間にランチをしていた同期、偶然僕を見つけてくれたこと、偶然友人2人が同じ広島出身だったこと、偶然2人の友人が広島に帰る予定だったこと、全てが物凄く"偶然"だったのだと感じる。そして過去の出会いの点が線となった。必然だったようにも感じる。

まずはこの”偶然”に気付き、行動するチャンスを掴み取ったのだから、広島に行ってくる!海外で出会う友人は常に行動し続けていて、たった1回遊ぶだけでも、会えることが奇跡のように感じる。広島では一時帰国した友人に無事に会えるのだろうか。広島ではどんな"偶然"が待っているだろうか。自分のモヤモヤから抜け出すための何かは見つけられるだろうか。

第2の手紙【決断】は僕をどのように導いてくれるだろうか。
ワクワクしてきた。

続く

(※1) 本田健著, 大富豪からの手紙, ダイヤモンド社, 2018, P33
(※2) 本田健著, 大富豪からの手紙, ダイヤモンド社, 2018, P34


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