【感想】第3節アルビレックス新潟vsコンサドーレ札幌~どうやってこの悪循環打破するねっか?~

風邪でずっと寝込んでいて、ホーム開幕戦も見に行けず😭
感想も今頃ですが書きます。

高の試合の中での変化・成長

この試合最初気になったのは高の立ち位置。
札幌はマンツーマンで3-1-4-2みたいな形。ゴンヒが左で右が小柏だったはず。
左のゴンちゃん(以下ゴンヒ変換面倒のためゴンちゃん)が主に小島までプレスをかける担当だった。左からのプレスだったので左利きの小島は比較的にプレーしやすかったはず。

ゴンちゃんがプレスをGKにかけてくるということは元々ゴンちゃんがマークをついていたマイケルがフリーになる構造。

小島からアンカーの高を経由してマイケルに出せれば相手のプレスをひとまず掻い潜れるようになる。

ただ高が小島にサポートするタイミングが早い(このシーンではマイケルから小島に出てるタイミングでサポートしに行ってる)ので、

高が小島から受ける時には、マイケルにパスを出せる角度がほぼなくなっている。
早い段階で動きすぎると自分のプレーするスペースをその分殺してしまう。

さっきはマイケルから小島がボールが出たタイミングで動き出してしまっていたがこの時は我慢できてる。(島田が早く動き出しすぎてるからかもしれないが)

小島が蹴るモーションに入ってからこの時は動き出している。
そのためマークをしてる札幌の選手の足は止まっていて、高のプレーするスペース、マイケルへのパスの角度も十分に確保できてる。

結果としてうまく小島からパスを呼び込み、フリーのマイケルにつけることができた。

動き出すタイミングはボランチに限らないが、この後ろからのビルドアップで相手が前からマンツーマンにプレスを来るときは、ボランチの動き出すタイミングが鍵になってくる。

マンツーマンなのでフリーという状況はない。いかに自分が次のプレーの選択肢を保てる状態の時動き出せるか。早く動けば動くほど相手もついてくるので、ボールを受けるタイミングで相手のプレッシャーも強くなる。(大体相手に思い切り潰されたりするときは、受けるための動き出すタイミングが悪い時がおおい)

今回はありがたいことに小島の左足の方ではなく、右足の方からプレスをかけてくれたので、小島にロングボールの選択肢もあった。
ただ今後左足の方からプレスをかけられると、右足でボールを持つことになるのでロングボールの精度がより下がる。
そうなったときショートパスの選択肢が欲しくて、このダブルボランチの動き出しがより重要になってくると思う。

札幌戦は後半になって小島がボールを持っているときの伊藤島田高の関係性が良かったように感じた。川崎戦でも注目したい。

どうやってこの悪循環打破するねっか?

この2試合のボール保持率は45%前後。
決してサッカーはボール保持率を競うゲームではないけど、うちのスタイルとしては、敵陣でのボール保持時間を長くして、守備の機会を少なくしたいところ。

このボール保持率低下は、何か一つが悪いっていうよりは、完全に色々なことが噛み合って悪循環になってるように感じる。

前からプレッシングがかけれない(前から行くとすぐ交わされてPA内までいかれる)
→引いて守らざる負えない
→引いて守るから自陣で押し込まれるプレーが増える
→自陣から攻撃が始まる
→マンツーマンでハイプレスをかけられる
→ビルドアップの出口が見つからない(チームで描けてない)
→50:50のロングボールを蹴るしかない
→セカンドボールを拾う設計もされてないのでセカンドボール拾われる
→また自陣で押し込まれる守備が始まる

①前からのプレッシングでしっかりボールの奪いどころを共有しながらかけれる
②小島からのビルドアップでチーム全体で出口を設計できてる
③セカンドボールを拾いやすい体制で選手がポジショニングをとっている

このどれかができてると保持率上がるんじゃないですかね(テキトー)(①はない)。

今日はやっとビッグスワンで見れるので小島がボール持った時全体がどうなってるのか見てみたいなと思います。
まあ現地で見てる時はいちいち選手がどこ立ってるかなんて注目して試合見ないですが。
頑張って応援しに行きます!


この記事が参加している募集

サッカーを語ろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?